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曝け出された気持ち
「そのまえに」
「え?」
俺も言いたい事あんだよ。
「芽衣」
「何?」
俺が名前を呼んだせいか、芽衣の頬が赤く染まる。
色白の為、余計に赤く見える。
俺は、芽衣の頬にへばり付いた髪を流す。
痛みを知らない美しい髪。
高校では珍しい、真っ黒な髪。
「ありがと・・・」
小さく呟く芽衣。
あー・・・ダメだ。
もう耐えらんねぇ。
「ちょっ・・・あ、晃?!」
芽衣が驚くのも無理はない。
俺は・・・芽衣に抱きついた。
初めて抱きしめる、密かに想っていた芽衣の体。
小さくて、どこまでも柔らかくて。
「ごめん、もう少しだけ・・・」
「・・・」
抵抗していた芽衣は、その一言で大人しくなった。
「・・・ぅ、ひっく・・・」
やっべ!!
泣かしちまった。
そーだよな・・・好きでもねぇ男に、こんな・・・。
「・・・きぃ・・・」
え?
芽衣の細い腕が、俺の首に回る。
「俺は、お前が好きだ」
芽衣の発言を無視して、俺は言った。
芽衣は、俺を上目遣いで見た。
「私も・・・」




