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声を聞かせて  作者: CACAONOVEL12
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29/76

芽衣


「あのっ・・・」


微妙な空気の中、口を開いたのは泉川。


「柳瀬君・・・」


「何?」


やっべ。

泉川カワイイ!!


ちょっと上目遣いで、うるうるな目。


「私のこと・・・芽衣って呼んで??」


「えっ・・・」


芽衣。めい。メイ。


頭の中で考える。


「芽衣」


呼んでみた。


「なに?」


優しそうに笑う泉川。


「俺も、晃でいいよ」


「え?」


驚きのせいか、大きな目を見開く泉川・・・芽衣。


「いいの?」


「ああ」


「晃っ」


て、照れるなぁ。


名前だけで、こんなにドキドキしたのは初めてだ。


「何?」


「私ね・・・ずっと、晃に言いたい事があったの」


「何を?」


ゆっくり瞬きをするいずみ・・芽衣。


「あのね・・・」








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