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自宅
「さてと・・・」
何故か家に来た俺達。
ちなみに日向の部屋にいる。
「日向さんの部屋、女子って感じですね」
「ウフフ、やっぱり?」
「部屋はな、部屋は」
部屋だけなら。
白い壁には、今までの彼氏との写真。
あと・・・昔のセフレのも・・・。
ピンクのカーテンや、真っ赤なクローゼットは、いかにも女子。
カーテン同様のピンクのベッド。
机には、介護についての本の山。
「介護って・・・」
「あは、意外?」
「いや、その・・・イメージなくて」
「んー、そんなにぃ?」
あれ?と言う風に首をかしげる日向。
「そんなことより」
急に泉川の腕に、自分の腕を絡ませる日向。
「芽衣ちゃーん!!」
カワイイ!とか言うんだろ、どーせ。
「これなあに?」
日向は、泉川の袖のボタンを素早く外し、手首の部分を上に引っ張る。
「!!」
泉川の目が、大きく見開かれる。
泉川の手首にあったのは・・・
「何だよ・・・コレ」
敦也が言うのも当然だった。
泉川の手首にあったのは・・・。
明らかに最近のモノと思われる、生々しい切り傷。
リストカット。
俺の頭に、その単語が浮き上がった。




