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連行
日向の介入により、平常心を取り戻した俺達。
んなことより・・・。
「おい」
「んー?」
チビのくせして先頭を歩く日向に、声を掛けた。
「アレはねぇだろ」
「アレって?」
「惚けんな、人の顔面グーで殴りやがって」
「あーアレね」
結構痛かった。
小学校の頃、空手を習っていた日向。
その実力は、プロ一歩手前だった。
どんなに勧誘されても、日向はこう言った。
“オシャレしたい!”
そして・・・・。
その拳は、空手を忘れてはいなかった。
「あの」
不意に聞こえた藍川の声。
「どこに行くんですか?」
「My home」
「はぁ?」
何で家なんだよ。




