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声を聞かせて  作者: CACAONOVEL12
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連行

日向の介入により、平常心を取り戻した俺達。

んなことより・・・。


「おい」


「んー?」


チビのくせして先頭を歩く日向に、声を掛けた。


「アレはねぇだろ」


「アレって?」


「惚けんな、人の顔面グーで殴りやがって」


「あーアレね」


結構痛かった。

小学校の頃、空手を習っていた日向。

その実力は、プロ一歩手前だった。

どんなに勧誘されても、日向はこう言った。

“オシャレしたい!”

そして・・・・。

その拳は、空手を忘れてはいなかった。


「あの」


不意に聞こえた藍川の声。


「どこに行くんですか?」


「My home」


「はぁ?」


何で家なんだよ。





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