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警告
「・・・・は?」
待て待て。
コイツ、今なんて言った?
「え?ちょ、もっかい言って?」
敦也も同じような反応。
「だから・・・泉川と藍川には近づかない方がいいよ!」
少し大きい声。
うるせぇ。
騒ぐな。
「何で?」
「それは・・・」
お互いに顔を見合わせる女共。
「アタシ、見ちゃったの」
ついに1人が口を開いた。
「お前・・・確か」
「覚えててくれたの?!」
山本だった。
「えぇ?!あの手紙って・・・」
「そ。アタシなの」
頬を染める山本。
「で、見たって?」
「藍川はすっごい性格悪いの」
顔を歪ませる山本を見て、後に続く5人。
「この間なんか、3年の先輩とイチャイチャしてたの」
確か、藍川は委員会で・・・。
「そうよ。
村上のことなんて、眼中にないのよ」
うんうんと頷く。
何だコイツら。
「泉川なんて、ヤリマンなのよ!」
泉川。
「そうそう、いろんな男に媚売ってるし」
「生徒会長に言い寄ってるって、3年の人が怒ってた」
熱く語るコイツら。
暑苦しいんだよ。
敦也も同じようだ。
「しかも!
“男は皆ばか”って、あざ笑ってた」
「実際喋ってた」
「藍川と一緒にね!」
泉川が喋ってた。
何か・・・見てみたい。
その時だった。
「ざけんじゃないわよっ!!!」
ドアが乱暴に開いた。
鬼の形相の藍川が、音楽室に怒鳴り込んできた。




