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声を聞かせて  作者: CACAONOVEL12
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後日


山本を振ったあの日から、3日が経っていた。


「あ~何かダルイ」


肩を回しながら敦也が言う。


「ん!!

 そーいや、俺のバイト先、いつ来る?」


あー・・・。

そんな話あった・・・か。


「んー・・・いつでも」


「じゃ今日?」


「それはヤダ」


せめて明日~。


「んーじゃ、明日な」


元気良く言う敦也。


そんな敦也だったが、すぐに表情を曇らせた。


「ん?どした?」


「俺さ・・・もうダメだわ」


は?

意味分からんし。


「琴音・・・最近疎遠なんだよね」


困ったような笑顔を見せてくる。


「ちょっとくらい、何とかならんのか?」


「そういう意味じゃねぇんだよ。

 なんつーかさ・・・。

 避けられてるんだよ」


それを言うなら俺もだ。


あの日から、泉川から避けられっぱなし。


「気になるよな」


呟いた一言。



「あ~早く帰ろうぜ」


ダルさ全開の敦也。


「おー」


俺もダルく返す。


「あのっ、村上!柳瀬!」


不意に2人の女子に呼び止められた。


「何?」


「あ、あのね・・・」


モジモジしてるし。

ウザ。


「ちょっとこっち来て」


そう言われて連れて行かれたのは、音楽室。


「何コレ。

 告白でもすんの?」


ウザったいという顔の敦也。

俺も同感だ。


「あっ!」


そこにいたのはモジモジ含めの6人の女子。


「アタシたち、どうしても2人に伝えたい事があるの」


「何?」


「泉川と藍川には近づかない方がいいよ」





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