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告白現場
なぜ俺が掃除用具入れにいるかって?
そりゃ、おっ前・・・。
“終わるまで、ここで待っててねん”
気持ち悪い発言・ベスト5に入る程気持ち悪い。
俺は、有無を言わせない様子の敦也に従って、掃除用具入れに入った。
「せっま・・・」
身長180cmの俺には低い天井。
広めの肩幅はぎゅうぎゅうだ。
「ちくしょー・・・」
敦也コノヤロー。
ブッコロス。
そして、今に至る。
「藍川~まぢサンキュな♪」
「・・・・・」
「あっれー?顔赤いぞ?」
敦也の昔からの癖。
他人のことには敏感だが、自分のことにはとてつもなく鈍い。
「・・・・ぅひゃっ?!」
藍川の声が聞こえる。
可愛い声だな・・・。
「な、な、ななな何、し、て・・・」
「熱あるか確認してーんの!
逃げんなよぉ」
あーあ・・・。
「あのさ・・・」
「なーに?」
おっおっおっ!!
「好きなの・・・・」
「何が?」
大きく息を吸い込む藍川。
全く動じない敦也。
狭苦しい場所で、唾を飲み込む俺。
「村上のこと・・・好き」
「・・・・・・・・・・・・・・え?」
言ったーーー!!!
「そ、それだけ!」
回れ右して、帰ろう・・・とした藍川。
「それって、恋愛的な?」
「うん」
「交際とか?」
「・・・うん」
「キスとかの?」
「・・・・・ん」
照れまくりじゃん。
「いいよ」
「え?」
「付き合ったげる」
二カッと笑う敦也。
そしてー。
重なった。
2つの唇が。




