12/76
?・・?
「晃、明日な~!」
「おう」
敦也と別れた。
敦也とは家が近い。
俺の家と敦也の家は、間に1つ公園がある程度。
それだけ。
「ん?」
目を見張る。
玄関の端には、見覚えのない靴。
正確には、見たことある。
この家では無かった靴。
俺の通う高校の女子用の靴だった。
リビングが騒がしい。
「ホンッとに可愛い~」
日向の感嘆の声。
「天使みたい」
お袋のハスキーな声。
「俺のお陰だな!」
胸を張る悟が目に見える。
客か?
「芽衣ちゃんってホントにサイコ~」
泉川。
俺の脳裏に彼女が掠めた。
ナイナイ。
「おい晃!さっさと出て来いよ」
日向の声。
あぁ、ウザい。
俺は渋々リビングに顔を出す。
「お母さ~ん!予想的中」
「やっぱりか!」
「お、俺も気づいてたぞ!」
悟は焦ってるし。
ソファに座っていたのは・・・。




