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声を聞かせて  作者: CACAONOVEL12
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毒舌の過去


藍川は、勉強もスポーツも得意だった。

外見は、モデル並の身長と細さ、凛とした顔立ち。

性格はとてつもなく、明るい。


これでは、男共が放って置く筈がなかった。


藍川は、色んな奴から告られていた。

中には、彼女持ちや、彼女と別れて藍川に告白する奴もいた。


藍川は、全ての男を振った。


藍川を恨む女がたくさんいて、藍川はイジメにあった。


“デカ過ぎんだよ”

“人の男取んじゃねえよ”

“ちょっと可愛いからって、調子乗んじゃねぇよ”

“ウザいんだよ”


藍川は、ショックを受けて男に冷たくなった。

そして、いまに至る。



「藍川が・・・」


可哀相だ・・・。


敦也は絶句していた。


「あれ?

 もしかして、柳瀬達聞いてた?」


「あ・・・ごめん」


女は頬を好調させながら否定した。


「え?あ!

 全然大丈夫だし?ね!」


「え?あ、う、うん」


「あはははは・・・」


何か緊張してる。


意味わからん。


「晃ぁ、帰ろうぜ~」


敦也は疲れたとか言って、鞄を持っている。


「わーったよ」


「ばいばい!柳瀬君!」


「ば、ばいばーい!!」


「明日ね、!」


微妙な空気で帰ることになった。


何か言いかけてた?


ま、いっか・・・。





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