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毒舌の過去
藍川は、勉強もスポーツも得意だった。
外見は、モデル並の身長と細さ、凛とした顔立ち。
性格はとてつもなく、明るい。
これでは、男共が放って置く筈がなかった。
藍川は、色んな奴から告られていた。
中には、彼女持ちや、彼女と別れて藍川に告白する奴もいた。
藍川は、全ての男を振った。
藍川を恨む女がたくさんいて、藍川はイジメにあった。
“デカ過ぎんだよ”
“人の男取んじゃねえよ”
“ちょっと可愛いからって、調子乗んじゃねぇよ”
“ウザいんだよ”
藍川は、ショックを受けて男に冷たくなった。
そして、いまに至る。
「藍川が・・・」
可哀相だ・・・。
敦也は絶句していた。
「あれ?
もしかして、柳瀬達聞いてた?」
「あ・・・ごめん」
女は頬を好調させながら否定した。
「え?あ!
全然大丈夫だし?ね!」
「え?あ、う、うん」
「あはははは・・・」
何か緊張してる。
意味わからん。
「晃ぁ、帰ろうぜ~」
敦也は疲れたとか言って、鞄を持っている。
「わーったよ」
「ばいばい!柳瀬君!」
「ば、ばいばーい!!」
「明日ね、!」
微妙な空気で帰ることになった。
何か言いかけてた?
ま、いっか・・・。




