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【3巻電子書籍発売】王子に婚約破棄されたので、義理の兄が激怒してこの国を滅ぼすと叫び出したんだけど……  作者: 古里@3巻電子書籍化『王子に婚約破棄されたので義理の兄が激怒して
チエナ王国の王女が邪魔してきました

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会議で皇帝親征が決まりました

昨日は2話更新しています。

チエナ攻撃についての作戦会議で、帝国の会議室は満員だった。


各大臣はもとより、帝都にいる軍の指揮官が一同に会して、壮観な眺めだった。

私は真正面の皇帝陛下のお義父様と皇太子のお義兄様の間に無理やり座らされていた。

それも会議前に私を誰の隣に座らせるかという下らないことで、お義兄様とお義父様、お祖父様の3人が15分くらい喧嘩してくれたのだ。周りの面々は呆れていたと思う。

そして、攻撃計画の詳細についてお義兄様が話しだした時だ。

いきなり、お義兄様は私を連れて戦場に行くと言い出したのだ。

それを会議の冒頭で話すことか?


「はああああ! エリーゼと一緒に戦場に行くだと! そんなのが許せるわけはなかろう」

「貴様! バージルの忘れ形見のエリーゼを戦場に連れて行くなんて、どういうことだ!」

そうお義兄様が言った途端に、お義父様とお祖父様が大反対してきた。


まあ、当然そうなるだろう。

この二人も私に対して超過保護なのだ。


「レオンハルト、いくら貴様が恐竜だと言われてチエナに恐れられていようと、儂のエリーゼを戦場なんて危険なところに連れて行くのは許さん!」

お義父様が叫べば、


「そうじゃ。エリーゼを王宮に残すのが危険ならば、我が屋敷で預かる。それなら問題はなかろう」

お祖父様まで言い出したのだ。


「はああああ! 何を申しておる。貴様の家より宮殿の方が安全に決まっておろう」

「現実にチエナの間者に侵入されているではないか」

「ぐぬぬぬぬ、ヴェリエ、貴様が賊の侵入を許したのだろうが。貴様が責任を取れ!」

お義父様はめちゃくちゃだ。

「はっ、申し訳ありません」

ヴェリエ近衛騎士団長はもう蒼白になっていた。


「お義父様、ヴェリエ近衛騎士団長が全て悪いわけではありません。私の知り合いの従者にチエナの暗部が潜り込んでいたのです」

「では、その知り合いに責任を取らせて」

「お義父様。落ち着いて下さい。全ての民はお義父様の臣民なのです。

お母様も良くおっしゃっていらっしゃいました。お義父様は慈愛の人だからと」

「うん、まあ、そうじゃな。しかし、エリーゼを危険にさらすなど」

お義父様が納得いかなそうな顔でつぶやき出したが、

「私はこうして無事です。どなたにも責任取って頂く必要はございません」

私はそう言い切ったのだ。


「しかし、恐竜がエリーゼを戦場に連れて行くなど申しておるのだぞ」

「そうじゃ。それは危険じゃろう」

二人は叫んだ。


「父上。チエナは狡猾です。何をしてくるか判ったものではありません」

「それは元々判っておる話じゃ」

珍しく怒り出さずに落ち着いた表情で話し出すお義兄様にお義父様も頷くしかなかった。


「だから、エリは私が守ります」

お義兄様は言い切ってくれた。


そう言ってくれるのは嬉しいのだ。

私としても。

戦場に行くのもおそらく大丈夫だ。

お義兄様とは小さい時から何度もダンジョンには潜っているし、この前サンタルから帰ってくる時は、王太子の襲撃も受けた。

お義兄様のレッドに乗るのも慣れている。


「私はエリが小さい時からエリと一緒にダンジョンに潜って戦っておりますから、問題ないでしょう」

お義兄様もそう言ってくれた。

でも、お義父様とお祖父様は納得いかないみたいだった。

「そうは言ってもだな。エリーゼを戦陣に連れて行くのは危険だ。エリーゼが攻撃を受けない保証がどこにある」

「私の障壁で守ります」

「100%確実ではなかろう」

「そうだ。どのような不測の事態が怒るかわからないではないか」

「私がいない宮殿にチエナの間者が潜り込んできたほうが心配です」

「何じゃと、そのために近衛がいるのであろうが」

「現実に守りきれませんでした」

「しかし、あの近衛は元々貴様の配下ではないか」

「たしかに、私の部下も完璧ではありません。だから私が連れて行くのです」

「しかし、お前も完璧ではなかろう」

「それに近くなります」

「そんなのはわからないだろうが」

3人は言い争い出した。


私はお義兄様と一緒に戦うのは問題ないが、大国チエナとの戦争になるというのがもう一つ納得いかなかった。

前世が平和な日本というのもあるのかもしれないけれど、戦争になったら多くの人が死ぬのだ。

私が女神役をした騎士たちも多くが死ぬだろう。

そういうのは嫌だ。


「皆様。納得いかれないみたいなので、やはりチエナと戦うのを止めるということは」

3人が言い疲れた時に、私は言ってみたのだ。


「それはダメだ。エリ」

「それはない」

「そこは無理だ」

お義兄様、お義父様、お祖父様、すなわち帝国の皇太子、皇帝、軍務卿の意見がピッタリ一致してしまった。

なんでそこだけ意見が一致するのよ!

私は頭を抱えたくなった。


「チエナは東方10カ国との戦いの時から今まで、散々我が帝国に余計な手出しをしてくれた」

「我妻の皇后を殺したのも元はと言えばチエナがAAAに指嗾したからだというではないか」

「今回エリーゼの誘拐を企んだのだ。我軍も堪忍袋の緒が切れたぞ」

3人が一斉に言ってくれた。


「それに我が外務の駐在員をチエナは拘束しているのだ」

お義兄様が外務卿の方を見れば外務卿も頷いていた。


「これだけでも、攻撃するのに値する」

お義兄様が皆を見れば皆頷いたのだ。


どうやら戦争は止められないみたいだった。



「レオンハルト、どうしても、エリを連れて行くのか?」

お義父様が聞いていた。


「当然です。私の傍が一番安全ですから」

お義兄様が自信満々に頷いてくれた。


「判った。ならば儂も行く」

「えっ?」

一瞬、お義父様が何を言ったか良く判らなくてお義兄様は聞き返した。


「儂も戦場に立つと申したのじゃ」

「えっ、皇帝陛下、自ら親征されると言われるのですか?」

近衛騎士団長が驚いて聞いていた。

一斉に場内にざわめきが起こる。


「フンッ、レオンハルトにばかり良い目を見せるわけにはいかんわ」

お義父様は笑ってくれたんだけど。


「陛下がいかれるならば儂も参りますぞ」

お祖父様まで言い出したんだけど。


「良かろう。全軍を上げて一気にチエナに攻め入る」

お義父様が一同に宣言したのだ。


ついに皇帝親征です。果たしてどうするチエナ。

次はチエナの悪巧みです。

今夜更新予定です。

続きが気になる方はブックマーク、広告の下の評価☆☆☆☆☆を★★★★★して頂けたら嬉しいです(*ᴗ͈ˬᴗ͈)⁾⁾


皆様の応援のお陰で第2巻発売が決まりました。

本当に有難うございます

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10月19日(土)kindleなど他書店


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私のお話、ここまで読んで頂いて本当にありがとうございます。

次の話

『悪役令嬢に転生させられた地味令嬢ですが、ヒロインの方が強くて虐められているんですけど……』https://ncode.syosetu.com/n7240kb/


この話の

次の作品はこちら

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この話が電子書籍化されました

表紙画像
1巻が『王子に婚約破棄されたので、義理の兄が激怒してこの国を滅ぼすと叫び出したんだけど 卒業パーティーは恐竜皇子と恐れられるお義兄様と一緒に』
上の表紙絵はおだやか先生が可愛いエリーゼを守る格好良いお義兄様を描いて頂きました。
このなろうで書いたのに【お義兄様との洞窟探検】2万字の描き下ろしが追加されています。
小さいヒロインのエリーゼはダンジョンに潜りたいとお義兄様に無理やり連れて行ってもらって、巻き起こす大騒動。
後で知ったお義父様(皇帝)が怒るもエリーゼの前に撃沈、更に行ったダンジョンにはなんとあの…………、とても面白いお話になっています。

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表紙画像

表紙絵はおだやか先生が美しい、お義兄様とエリーゼのキスシーンを描いて頂きました。
2巻が『王子に婚約破棄されたので、義理の兄が激怒してこの国を滅ぼすと叫び出したんだけど…… 帝国に帰還しての宮廷夜会、お義兄様にキスされてしまいました』
こちらの新規書き下ろしはセッシーとの出会いです。皇帝一家でセシール湖にお出かけしたエリーゼはお義兄様たちと湖の地下宮殿に冒険に出かけます。
反逆の陰謀と共にそこにいたのは巨大な水竜で…… とても面白いのでぜひとも手にとって頂けたら嬉しいです。

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3巻表紙画像

表紙絵はおだやか先生がエリーゼをお義兄様が抱きあげる美しいシーンを描いて頂きました。
3巻が『王子に婚約破棄されたので、義理の兄が激怒してこの国を滅ぼすと叫び出したんだけど…… そのお義兄様から「エリーゼ、どうか結婚してください」と求婚されました。』
こちらの新規書き下ろしは学園に出る幽霊竜退治です。学園時代のお義兄様の幽霊騒動にエリーゼが一緒に冒険します
とても面白いのでぜひとも手にとって頂けたら嬉しいです。

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ぜひとも手にとって見ていただければ嬉しいです。

この話のスピンオフはこちら


『【なろう500万字達成記念】知らない男から婚約破棄されたので、義理の兄が激怒してこの学園を止めさせると叫びだしたんだけど』
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『男爵令嬢に転生したら実は悪役令嬢でした! 伯爵家の養女になったヒロインよりも悲惨な目にあっているのに断罪なんてお断りです』https://ncode.syosetu.com/n7673jn/


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【書籍化】

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2023年6月28日全国1200以上の書店にて発売しました。表紙画像は11ちゃんさんです。
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表紙絵をクリックしたらレジーナブックスの説明ページに飛びます。


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手に取って読んで頂けたら嬉しいです。

なろうの掲載ページ『悪役令嬢に転生したけど、婚約破棄には興味ありません! ~学園生活を満喫するのに忙しいです~』https://ncode.syosetu.com/n3651hp/

第一部は書籍化の規約上3分の1残して後は他者視点で繋いでいます
「えっ、ゲームの世界の悪役令嬢に生まれ変わった?」
頭をぶつけた拍子に前世の記憶が戻ってきたフラン、
でも、ケームの中身をほとんど覚えていない!
公爵令嬢で第一王子の婚約者であるフランはゲームの中で聖女を虐めて、サマーパーティーで王子から婚約破棄されるらしい。
しかし、フランはそもそも前世は病弱で、学校にはほとんど通えていなかったので、女たらしの王子の事は諦めて青春を思いっきりエンジョイすることにしたのだった。
しかし、その途端に態度を180度変えて迫ってくる第一王子をうざいと思うフラン。
王子にまとわりつく聖女、
更にもともとアプローチしているが全く無視されている第二王子とシスコンの弟が絡んできて・・・・。
ハッピーエンド目指して書いていくので読んで頂けると幸いです。

私の

2番人気の作品はこちら

『モブですら無いと落胆したら悪役令嬢だった~前世コミュ障引きこもりだった私は今世は素敵な恋がしたい~』https://ncode.syosetu.com/n8311hq/

私の

3番人気の作品はこちら

『皇太子に婚約破棄されましたーでもただでは済ませません!』https://ncode.syosetu.com/n8911gf/

この話の

次の作品はこちら

『王太子に婚約破棄されて両親を殺した野蛮王に売られそうになった時、白馬の騎士様が助けてくれました』https://ncode.syosetu.com/n6878ix/


前の前の作品『傭兵バスターズ』元剣聖と悪役令嬢率いる傭兵団の冒険活劇https://ncode.syosetu.com/n3697jc/


この話の

前の作品はこちら

『天使な息子にこの命捧げます』https://ncode.syosetu.com/n9455ip/

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