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第四話 街へー2
マカが右手を前につき出すと、マカの足元が光り始めた。あれが魔方陣ってやつなのか…?
《アクアル》
マカがそう言うと、頭上に何やら冷たいものが落ちてきた。そして、瞬く間にそれは勢いを増し、気付けば強めの雨ほどの勢いになった。
「これは…水か…?」
「あぁ。水洗い用の、便利な呪文だぜ」
さすがは魔法使い。基本ふざけてるが、やる時はやるんだな。これなら、この先も安心だ。
「ウェント、これ普通に水攻撃魔法な。こいつに水属性のセンスが皆無だからその威力なだけで」
「おいジル!」
やっぱ…不安だな…。
「どうだった、俺の水魔法?」
「久々に、良いシャワーを浴びたよ」
「なら良かった」
「じゃ、次は服だな」
「おっ、ジルはどんな魔法を使うんだ?」
久々に魔法を見て、俺は自分で思っていたよりワクワクしているらしい。思わず言葉が弾んだ。
「あぁ、普通に俺の予備の服貸すよ」
「…サンキュー」
「どうかしたか?」
「いや、何でもない」
「よし、これで大分マシになったな」
「なら、いよいよか?」
「ああ、街に行くぞ!」




