↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
41/76

素材集め 中盤


「さぁて情報の通りに魔法陣を描いていくぞ。」


教えてもらった場所は荒れ果てた大地で何も無く足場は悪い。

ゼラはそこを少し整地し熾天使と悪魔王を呼ぶ魔法陣を魔力で描いていく。


「いきなり二人呼ぶの?。」


「ああ。同時の方が戦闘した時戦いやすく優位になりやすいからな。」


「主様。言われた罠とアイテムを全て設置し終えました。」


アウラとスィーナとシルヴィアはゼラの指示で罠やアイテムを特定の位置に設置し戻ってきた。


「はー。疲れた・・・。シルヴィア。お水飲む?。」


「ワン!!。」


容器に入れシルヴィアの前に置いた後はスィーナも一緒に水を飲む。


「これで魔法陣は完成。後は魔法陣を更に良い物にする為に魔力を大量に流す。」


2つの魔法陣が青く光った後は紫に、その後は赤に光る。


「更にここから魔力を流してっと。」


一つは赤白い光が解き放たれ、もう片方は赤黒い光が解き放たれる。


「さぁ来るがいい。」


そう言うと周りが嵐のように吹き荒れる。

シスとアウラは静かに見守り、スィーナは急いで片付け、シルヴィアは警戒体勢に入っている。


そして2つに黒と白の雷がそれぞれに降り注ぐ。

煙が立ち上がり見えなくなる。


「さてさて。どうなるかな?。」


ゼラは笑っている。

シスはその顔をずっと見つめ、アウラとスィーナは警戒体勢に入る。


「・・・。」


「・・・。」


神眼で二人は熾天使と悪魔王で間違いがない模様。


「けどなんで女?」


名前:ミカエル

種族:熾天使

職業:アルテミス

レベル:130

筋力:17000

俊敏:11000

耐久:180000

魔力:16000

幸運:3500


装備:アルテミスの弓・慈愛のローブ


スキル:弓術10・聖魔術10・気配察知10・指揮10・ボス特性6・属性耐性10・限界突破3


ボス特性

持久が限界突破し補正が1~10倍かかる。

状態異常に強くなる。


属性耐性

物理・魔術の攻撃に耐性を持つ。

5~50%軽減する。



名前:ルシファー

種族:堕天使

職業:ロードデーモン

レベル:130

筋力:16000

俊敏:15200

耐久:200000

魔力:13000

幸運:9500


装備:漆黒の魔剣・暗黒の衣


スキル:聖剣術10・見切り8・闇魔術10・ボス特性6・悪魔化10・限界突破3


悪魔化

光属性と聖属性に凄く弱くなる変わりにそれ以外の攻撃を80%軽減する。

筋力と魔力に2倍の補正がかかる。



シスより背が若干大きく胸が小さい薄い白金色のロングヘアーに羽を6つ持った天使。

アウラとスィーナより背が高く胸も大きく紫色のショートカットに黒い羽を6つ持った悪魔。

その二人は目の前の状況を飲み込めず理解が追いついていない為、思考が停止している。


「まぁいいや。本題に入ろうか。」


「え?。あの・・・。」


「これはどうゆうことだ?。」


「簡単な話。俺がお前達を同時に呼んだ。」


「「はい!?。」」


二人は驚く。


「って貴方はルシファー!!。」


「ミカエルか・・・。面倒な・・・。」


(あれ?。サタンとルシファーって同一・・・。まぁ異世界だしいいか。)


っと考えたがすぐに取り止め、


「おい。喧嘩するなら空に行ってやれ。」


「すいませ・・・って!!。」


「お前がこの魔法陣を使って私達を呼んだと?。」


ルシファーが指を差し問いかける。


「そうだが?。何か問題が?。」


「・・・。っく・・・。ははは!!。お前面白い事をさらっと言うな。」


「問題ありますよ!!。これ召喚主が本心で思っている最も重要な命令を絶対行わないといけない絶対命令権が仕込まれているんですよ!!。」


「あ。そう。じゃ二人の血この小瓶に1杯分けて。」


そう命令すると二人は小瓶とナイフを受け取りすぐに入れて渡してくる。


「よしよし。間違いなし。じゃ帰っていいぞ。」


「・・・。はいぃ!?。」


「っく・・・っくっくふ・・・。あはははは!!。お前は面白いな!!。気に入いたぞ。」


「あ?。もう用事はないぞ。敵対するつもりもない。面倒なんで帰ってもらえますか?。」


「いやいやいやいや!!。貴方の思考はどうなってるんですか!!。普通なら奴隷にしたり出来る命令権をたかが少量の血のみ。それだけで満足なんですか!!。」


「うん。満足。だからお帰りください。」


「あははははははは!!。かっひ・・・。お腹痛い・・・!!。」


ルシファーは大笑いしお腹を抱え膝をつき地面を左手で叩いている。


「うう・・・。初めてです・・・。こんな人間・・・。」


「とりあえず俺は帰るから。じゃ。」


帰ろうとすると、


「待ちなさい。」


キリッとしたルシファーが引き止める。


「なんだ?。」


「名前は?。」


「そうだな。自己紹介はしておこうか。俺はゼラ。今は素材集めをしてる冒険者だ。」


「私はルシファー。魔界の王だ。元は天使だがな。」


「あっそう。」


「興味なさそうだな。」


「無いね。」


「きっぱりか。うむ。私好みだ。よし。私はお前についていこう。」


「ルシファー!!。」


「それに笑わしてくれた礼だ。」


「ん~。でも使い魔はいらないぞ?。」


「なに。ついていくだけだ。魔力供給が無くとも存在する事は可能だ。」


「そう。じゃさっさと帰ろう。」


「待ちなさい!!。」


ルシファーとゼラはさっさと帰ろうとするがそれを引き止めるミカエル。


「貴方は罪を犯していますよ。」


「何が?。あ。そうか。天使召喚や悪魔召喚って罰になるのか。」


「そうゆうことです。更に熾天使。すなわち私を呼んだんです。覚悟は出来てますよね?。」


「おk。」


「では貴方は死で償いなさい!!。」


そう言って白く輝く槍を握り締める。


「シス。アウラ。スィーナ。GO!!。」


そう言った瞬間、仕掛けた全ての罠が作動する。


「うぐぅ・・・!?。」


「っぉ・・・!?。」


全て状態異常や能力低下を引き起こすデバフがこの辺りを魔法陣で全て包む。

魔法陣の上に乗っているだけで全能力90%ダウン、毒、猛毒、麻痺、に魔術が使用不可能と間最大HPの1%減少させる。

このトラップはファラオの呪いっと言う設置型のトラップでモノリスで囲った場所に発生させることが出来る。

当然ゼラ達には全て対策しているので全ての状態異常とデバフは無効化出来るバフアイテムであるインヴァリッドリキュールボトルを服用し、秒間ダメージもリジェネを施している為帳消しになっている。


更に動きを封じる為のニードルトラップ。

これは目標地点に大型の針を複数飛ばしダメージを与えると同時に相手を地面に縛り付けるトラップ。

ゼラ達の場所は把握している安全地帯なので飛んでこない。


「かふ・・・。な・・・なんなんですかこれ・・・。」


「ゼラ・・・。力が入らないぞ・・・。」


「あ。すまん。対策するよ。」


そう言ってルシファーだけインヴァリッドリキュールボトルを飲ます。


「ふぅ・・・。って何なんだこれは?。」


辺りは黒いもやで囲まれている。


「もし戦闘になった場合の罠。ちなみにミカエルは残念ながら戦闘させてもらいます。」


「え・・・。嘘・・・ですよね・・・。」


「シス。」


「ん。」


「あの子ヴァルキリーじゃ・・・。」


「そうだよ。可愛いでしょ?。」


「え・・・。ああ。そうだな・・・。」


ルシファーは思考が追いついていない。


「え・・・。え・・・。なんでヴァルキリー様がここに・・・。」


「マスターの命令。」


そう言って剣を振り上げ、


「ま・・・。」


そのまま振り下ろされる。

ミカエルの身体の下半分は消し飛ぶ。


「ん゛・・・!!。」


本能的な恐怖を呼び覚ます声が響き渡る。


「・・・。うぁ・・・。」


ルシファーは同情するようにミカエルを見ている。


「っ!!。っ!!。」


「あれ?。まだ生きてる?。」


シスはもう一度剣を振り上げようとする。


「シス一旦ストップ。」


「ん。」


そのまま振り上げたまま止める。


「助けて欲しいか?。」


必死に頷く。


「なら今後一切邪魔をしない。約束出来るか?。」


必死で頷く。


「分かった。シスは解除。フルヒール。」


そう言うとシスは剣を戻し少し離れる。


「ほぁ・・・。」


「ひぐ・・・。うぐ・・・。」


涙で赤く腫れた目をしているミカエル。

サタンはミカエルの傷を一瞬で治したゼラを見つめている。


「分かったか?。次やったら完全に消し飛ばすように命令するぞ。」


「分かりました!!。もう逆らいません!!。出来る限り尽くさせてもらいます!!。」


「よろしい。じゃ帰るぞ。」


「ん。」


「分かりました。」


「やっぱり主様の罠ってすごいねぇ~。」


「ワン。」


「っは!?。っ待っ待って。」


「私も行きますよ!!。」


ゼラは一瞬止まり。


「帰れよ。」


「何でですか!!。」


「なんでついてくるん?。」


「ヴァルキリー様を使い魔にしてる人間なんて初めて見たんです。それに人間に負けたなんて言えるわけ・・・。もしバレたら私首が飛ぶんです!!。」


「あ。そう。」


「それに今の仕事はしんどいだけなんです。だから私はボイコットします。丁度良い機会です。私も堕天します。」


「天使がそれで良いのかよ・・・。」


「私は良いと思うぞ。私が悪魔になった理由も天使の仕事が面白くなく自由が無かったからだからね。」


「ええ。本当にもっと早くに降りれば良かったと思うぐらいです。昔の私は真面目過ぎたんです。最近じゃルシファーが羨ましかったんですもん・・・。上司は探して説得もしくは倒して連れて来いですよ?。無茶です。ルシファーは戦闘に限り私より強いんですもん・・・。」


「けど計算や書類仕事に政は得意じゃないか。」


「それしか取り柄がないですもん。」


「あ~。分かった分かった。ならシスの従者になればいい。」


「え?。良いのですか!!。」


「まぁ本人の護衛ってより本人の補佐として頑張ってくれ。俺には既にこの四人の他に三人も仕えてくれてるからな。」


「じゃ私はあの水の精霊女王の補佐で良いか?。」


「本人が承認するなら構わないが ってかなんで付いてくんだよ・・・。」


「欲を満たすのは悪魔だからだ。では話してこよう。」


「私もヴァルキリー様とお話してきます。」


「どうしてこうなった・・・。」


こうして苦労もせず熾天使と悪魔王を引き入れ邪竜を探すことに。

ルシファーとミカエルは居場所を知っていたので案内される事になった。


そのまま二人はゼラの両腕に抱きつき空を飛び目的地まで運ぶ。

シス達はアウラがシスを抱え、スィーナは小さくなったシルヴィアを抱きながらついてきている。


「一つ言っておく。落としたら死刑な。」


「大丈夫だ。」


「ええ。そんな・・・な・・・あばばばば・・・。」


「おい!!。落とすぞ!!。」


「っは!?。すっすいません・・・。」


さっきの死にかけた場面を思い出した為にバグった機械のようになったミカエル。


「はぁ・・・。これならアウラとスィーナにやってもらった方がいいかも。」


「すいません・・・。善処しますから・・・。」


「本当に頼むぞミカエル。正直な話をするが私はゼラと一切敵対したくないぞ。」


「わかってますよ・・・。私だってあんな簡単に吹き飛ばされるなんて思いもしませんでしたし・・・。」


そうしてなんやかんや話をしながら飛ぶ事二時間。

魔大陸を更に進み海を渡った先にある小さな島へと到着した。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。