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呪い解除の方法

「結局は死ぬんだな・・・。」


「ああ。その呪いはちょっと厄介でな死ぬしか解除方法が無い。」


呪いの武装

武器の性能を上げる魔術。

外せなくなるのと他に代償がある。

この盾には特定行動時術者に情報が流れる仕様で自ら助けを求める事が条件。

解除方法は装備者が死ぬのみ。


「・・・。後は任せよう・・・俺はここまでのようだセフィリア・・・。愛しているぞ・・・。」


「シス。本気で。」


「分かった。」


シスは大剣を構え思いっきり斬る。

ルーガリの頭がローミナの横に落ちる。

そして血飛沫が飛び散りローミナにかかる。


「ん・・・。て・・・い・・・お・・・う・・・さま・・・。」


意識が覚醒し次第に起こった事を読み込む。


「うそ・・・。なんで・・・。なんで私・・・。ルーにぃ・・・。やだよ・・・。私を置いていでよ・・・。」


ルーガリの乗っかっていた身体ゆっくり下ろし頭を抱える。


「はいはい。それもら「触るな!!。」おおう・・・。」


凄い勢いで跳ね除けられる。

そしてゼラを睨みつけ、


「お前が・・・。許さない・・・。絶対にぎぃ!?。」


「もう。時間が少ないんだからね。」


だが抵抗も出来ず、遅いでも出来ずに麻痺状態にされ頭を受け取る。


「か・・・えぃ・・しぇて・・・。しゃわるにゃ・・・。」


必死にもがきゼラを追いかけようとするが体が痺れ地面に倒れる。


「さてさて。」


ゼラは無視しとある杖を取り出す。

それを地面に刺すと魔法陣が浮かび上がる。

その真ん中にルーガリの身体と頭を乗せる。


「生命の頂き。生命の輪廻。今これより復活させるはルーガリ。肉体も魂も生命も全て甦れ。エンドリヴァイブ。」


ゼラの身体から勢い良く力が杖に吸われていく。


「やったぜ。魔力枯渇無しで使用可能になったぜ。」


供給が止まると魔法陣が更に輝き全員が見ていられなくなるぐらい光る。


「眩しい・・・。」


「うぐ・・・。」


「おい・・・。何してるんだよ・・・。」


「見てれば分かる。」


光が収まり次第に視界も回復する。


「ふむ・・・。問題ないな。」


神眼で確認する。


名前:ルーガリ

種族:ヒューマン

レベル:99

筋力:10000

俊敏:8900

耐久:9200

魔力:10000

幸運:7000


状態:衰弱


装備:帝覇ノ剣・シルバーホワイト一式


スキル:剣術10・盾術10・見切り8・帝王術10


帝王剣

帝王専用スキル。

剣・盾・魔術の専用技がある。

剣技は白い魔力を纏わせ威力を増大させる白き剣。

盾はその魔力を盾に纏わせ防御性能を大幅に増大させる白き盾。

魔術は周囲に球体を浮かべ委任のタイミングで槍に変え飛ばせる白き槍。


状態異常・衰弱

蘇生魔術や蘇生アイテムで復活した場合に発生する。

ステータスが全て90%下がる。

解除不可能。

効果時間は12時間。


「う・・・そ・・・。」


「そして血の凝れは綺麗にしとかないとな。クリア。」


血の汚れが全て消えて無くなる。


クリア

汚れと認識した液体や非生物体を消す魔術。

ゲームでは錬金術の品質向上に使用する。


「おいおい・・・。人がやっていい事じゃねーぞそれ・・・。」


「うぉ~・・・。流石ゼラ様・・・。私達にできない事を簡単にしちゃう・・・。」


ローミナとガンガオは蘇生魔術に驚きが隠せず驚愕し、ルビニアはテンションが上がりすぎておかしくなっている。


「・・・。う・・・。おれは・・・。」


目を開け周囲を確認する。


「なぜ・・・。」


「ルーにぃ!!。」


「うぉ!?。」


ローミナが抱きつく。


「生きてる・・・。生きてるよ・・・。」


「おい・・・。やめろ・・・。」


「いいじゃねーか。そんぐらい。目の前に首落ちたんだから。」


ニヤニヤしながらルーガリに近寄る。


「はぁ・・・。そうゆうことか・・・。死して生きるって事は・・・。」


「とりあえずあの盾は危ないからルーガリの偽物に持たせてどこかに逃げてもらお。」


そう言って土でルーガリそっくりの人形を作り持たせどこかへ走って行く。


デコイドール

対象とそっくりの土人形を作る。

命令に忠実で目的を終えた後消滅。

破壊されても消滅する。


「・・・。はぁ・・・。とんでもないなお前・・・。」


「うん。私もそう思う。簡単に殺して生き返すなんて普通出来ない。」


人形が走っていくのを眺めている二人。


「さて覇王さんよ。」


「何かな?。」


ガンガオが頭を抑えながら、


「お前蘇生魔術まで使えるのか・・・。」


「使えるけど制限あるぞ。1つ、死亡した対象が3分以内。2つ、最低でも魔力が10000必要。3つ、絶対に一人で展開から発動まで行う事。四つ、発動時間がやたらと長い上眩しい。5つ、専用の杖が必要で1回につき1つ必要。」


そう言い終わると同時に杖がボロボロと崩れ落ちる。


「ちなみにこの杖はオリハルコンに天使の血と悪魔の血と神核が必要だぞ。」


「「「とんでもない物だった!!。」」」


ガンガオとルーガルとローミナが一斉に叫ぶ。


「ゼラ様・・・。まじ神・・・。ゼライズゴット・・・。」


「あの・・・。なんでそんな言葉出てくるの・・・。」


「お父様なら当然かと。なんせ私を生んでくれたんですよ。」


「理由になってないぞ・・・。」


と話していると、


「ゼラ様。」


ナルベアが向かってくる。


「おう。終わったみたいだな。時間もほぼピッタリ。」


「いえ。それでこの方が?。」


「ああ。帝王とそのおまけ。」


「お・・・おまけ・・・。いやそうだけど・・・。」


ゼラとナルベアは無視しそのまま話を続ける。


「じゃこの後の段取りだが。」


「帝国内部の膿の撃破ですよね。」


「そうだ。最初は直ぐにその方向でやるつもりだったがプラン変更だ。」


「帝王に案内させるのですね?。」


「ほう。内部からか。面白い。奴らにはたっぷりお礼をしないとな。」


「私も行きます。」


ルーガリとローミナは立ち上がり寄ってくる。


「おいおいおい・・・。なんだよ・・・。帝国終わるのか?。」


「まぁ終わらせるよ。まぁ国は生きる。だが腐った内政や裏社会は全て潰す。徹底的に。」


「おお・・・怖い怖い・・・。じゃ俺はここで処理をしておこう。」


「頼む。では予定時間は今から12時間後だ。砦で休んでゆっくり休むぞ。」


と砦方面へ向うゼラ。

直ぐにシスが追いかけ横に並び、ナルベアとルビニアもその後ろを直ぐに付いて行く。

ガンガオもルビニアにメディアについて聞く為追いかける。


「生きてるな。」


「生きてますね。」


「恐ろしい奴だな。」


「恐ろしいですね。」


「面白いやつだ。」


「面白いですね。」


ただルーガリの言葉に対し同意する言葉を言うだけのローミナ。


「でも私はあの方に襲いかかったんですよ。」


「そうなのか?。」


頷き。


「ルーにぃが殺されて頭真っ白になって憎しみと怒りと悲しみに染まりきった私は襲いかかろうとしたの。」


「そうか。」


「けど何も身体が動かなくなって必死に足掻いたけど無意味で・・・。この時程自分の無力さに絶望したよ・・・。」


「そうか。」


「ルーにぃ。好き。大好き。もう後悔したくない。」


「・・・。俺もお前が好きだが・・・。」


「分かってる。妹としてでしょ。けど私は諦めないから。絶対に・・・。」


「・・・。そうか。」


「ごめんなさい。今はセフィを助けないと。」


「そうだな。すまないが身体が上手く動かないから肩貸してくれるか?。」


「うん。」


二人もゆっくりと追いかける。


それから砦では宴会の様にバカ騒ぎする一部の兵士達とそれを冷ややかな目で眺めるエルフ達と処理に追われているナサリー達がゴタゴタとしていた。


「あ。良くご無事・・・って。」


「騒がしいな。」


「ですね。ですが良い雰囲気ですよ。」


ナサリーはルーガリとローミナを警戒する。


「ナサリー。こいつはもう敵じゃない。」


「ですが警戒はさせてもらいます。」


「しなくてもいいぞ。こいつらは変な事したら頭が吹き飛ぶか潰れたり全部が消滅したりするから。」


「・・・。それは真か?。」


「ああ。本当。」


「後ろ見てみたら分かる。」


シスにルビニアとメディア、更にナルベアの威圧と殺気に背筋が凍る。


「気をつけます・・・。ルーにぃもね・・・。」


「それどころか今の俺はかなり弱っているからどうしようもない。」


「とりあえず休憩出来る場所をもらえる?。」


「ではこの砦の奥の部屋へどうぞ。休憩室で今は誰も使っていません。皆には砦の奥の部屋は使用禁止にしておきます。」


「ありがとう。」


その休憩室へと向かい中に入る。

部屋はそこそこの大きさでソファーが4つと大きな作戦机が置かれているだけであった。

そのソファーに速攻で座るシスの膝に頭を乗せ横になるゼラ。


「・・・。なんかずるい・・・。」


「まぁいつものですから。」


「彼奴達はいつもこうなのか・・・。」


「もしかして婚約してるの?。」


「いえ。ですがゼラ様はシス様を絶対の信頼を置くと同時にシス様もゼラ様に絶対の信頼を置いておられるのです。私達では入る隙が余り無く・・・。」


「ほう。ってゼラはもう寝てるぞ。」


寝息をたて始めていた。

シスの方は目を瞑り額に手を乗せている。


「いずれ私もやりたい・・・。」


「そうですね。あそこまで信頼しきって全てを任せている状況は羨ましいですね。では私達も仮眠致しましょう。」


「ん・・・。」


そう言ってゼラの隣のソファーにナルベアが座りルビニアは膝枕してもらい仮眠を始める。


「悪いが俺も寝かせてくれ。」


「うん。」


ルーガリをソファーで寝かせた後、


「私もしてあげる。」


「・・・。ああ・・・。た・・・のむ・・・。」


ローミナもルーガリを膝に乗せる。

ルーガリは直ぐに眠る。


その後は何事も無く全員1時間程睡眠を取った。


先に起きたのはルビニアとナルベアで起きた後は直ぐに静かに部屋を出てご飯の用意をしに厨房を借りに行った。


その後はゼラが起きた。

同時にシスも起きて膝枕を辞めシスを膝に座らせ抱きしめる。

シスはかなり上機嫌で鼻歌を始める。

その鼻歌を静かに聞く。


「・・・ん?。」


ローミナが鼻歌で目を覚ます。


「鼻歌・・・?。ああ・・・。シスさんか・・・。」


心地よい音色を聞きまた眠り始める。


(なんか子守唄みたい・・・。)


笑みを浮かべそのまま寝る。


「~♪。」


(ああ・・・。また寝てしまう・・・。)


ゼラもまた睡魔に勝てずそのまま落ちていく。


「~♪。・・・ん?。マスター?。ふふ・・・。」


寝たのを確認した後、ゼラの手を握りシスも目を閉じる。

その顔は優しい笑顔で。




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