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奇跡の胎動  作者: めい


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13-4


翌日、葵は自室の机に向かい、ノートとパソコンを広げた。

幼い頃から漠然と感じていた「普通である自分」と、母が父について語ろうとしないこと。

胸の奥のざわつきは、父の存在を知りたいという思いへと変わっていた。


「まずは父のことを調べてみよう」


葵は役所で自分の戸籍や出生に関する記録を確認することを決めた。

同時に、幼い頃一緒に遊んだ健太に、覚えていることを聞いてみることにする。


「健太、昔のこと覚えてる? 私たちの小さい頃のこととか覚えてたら教えて欲しいの…私、パパのこと調べてみようと思って…」


健太は少し考え込み、首を振った。


「あんまり覚えてないな…ごめん」


それでも葵は、わずかな手がかりでもつなぎ合わせれば父について何か分かるかもしれないと考え、ノートに記録を取りながら次の行動を思案する。


「小さなことでも、積み重ねれば…」


父のことを知りたい気持ちは、単なる好奇心ではなく、自分自身の存在を確かめたい探求心へと変わっていた。

情報を集める一歩一歩が、胸の奥の違和感を少しずつ形にしていく。



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