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奇跡の胎動  作者: めい


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13-2


ある日の夕方、葵はソファに座り、スマホの画面を次々とスクロールしていた。

遠くの町で活躍する健太のニュース映像や記事が気になって、つい沢山見てしまう。

笑顔やインタビュー、取材の様子…。健太の特別さが、画面越しにも鮮やかに伝わってきた。


そんな様子を母・瑞稀がそっと覗き込み、硬い表情で言った。


「スマホばかり見ているのは良くないよ」


葵は少し笑いながら、反論めいた言葉を返す。


「だって、あの健太くんだよ。小さい頃一緒に遊んでたんだから、気になっちゃうよ。ママは気にならないの?」


胸の奥で小さな想像が広がる。


「もし私が健太くんみたいに、奇跡の子だったら…どうしていただろう」

「きっと、自分のことを知りたくて、いろいろ調べたりしたかも」


そして葵は、自分の手元のスマホを見つめて、くすりと笑う。

葵はスマホの画面に夢中で、母の青ざめた顔には気づかない。


奇跡の子というニュースに、葵の心は驚きと興味でいっぱいだった。



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