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奇跡の胎動  作者: めい


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10-10


治療法が広まり、「奇跡の子」であることを公表する家族が増えるにつれ、会の活動は地域の枠を超えていった。

各地で同じような集まりが自然発生し、それらが互いに情報を共有するネットワークが築かれていった。


美咲と白石は、各地の代表者とオンラインで会議を重ね、やがて全国規模の連絡会を発足させる。

会の名称は「未来の光」。

名前には、病と向き合う子どもたちと家族の未来が、確かな希望で照らされるように、という願いが込められていた。



やがて、この活動は行政や医療機関も動かし始める。

政府は奇跡の子の早期発見と治療費補助の制度化に向けて動き出し、専門医療センターの設立も検討されることになった。


ニュースでは、会の取り組みや健太たちのエピソードが紹介され、かつて隠されていた存在が社会に受け入れられていく。



そんな中、美咲はふと、初めて白石に「何か私たちだからできることがあるのでは」と話した夜のことを思い出す。

あの時の決意が、こうして全国の動きにつながっている。

それを思うと、胸の奥が温かくなり、自然と涙がこぼれた。


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