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奇跡の胎動  作者: めい


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6-3


夕暮れの窓辺で、健太は深呼吸をした。

少し震える手でスマホを握りしめ、母親の名前を画面に呼び出す。


「お母さん、ちょっと話があるんだ」

声は思ったよりも落ち着いていたけれど、心臓はまだドキドキしている。


画面の向こうの母の顔が優しく映る。

「どうしたの、健太?」

母の温かい声に、健太は少し勇気をもらった。


「実は、俺…付き合ってる子ができたんだ」

言葉が素直に口をついて出た瞬間、胸の中の緊張が少し溶けていくのを感じた。


母の目が驚きと嬉しさでぱっと輝いた。

「そうなの!誰かしら?どんな子?」

興味津々の声が画面から伝わってくる。


「美咲っていう子で、すごく優しいんだ。俺、彼女といるとすごく落ち着く」

言葉にしながら、健太は自然と微笑んだ。


「それはよかったね。お母さんも安心したわ」

母の言葉に胸がじんわり熱くなった。


「これからもちゃんと報告するから」

健太は約束するように言った。


「うん、楽しみにしてるよ。健太らしく、ゆっくり進みなさいね」

母の笑顔を見て、健太は自分の選んだ道に少し自信を持てた気がした。



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