事件発生
ある日1匹?1人?で散歩して帰ってきたコジロー。
家につき「真帆帰ったぞ〜」と言ったが真帆は居なかった。
「何だ遊びにでも行ったか。ドッグフード食べたかったんだよなぁ」
「あれ?これ」
コジローは何かを見つけた。
「真帆は預かった返して欲しかったらデパートの最上階まで来い。」
「·····怪しい。」
コジローは真帆が誘拐されるとはにわかに信じがたいと疑った。
「行かなくても帰ってくるだろ。真帆の悪ふざけだろ。」
プルルルプルルル
電話が鳴り響いた。
「出るか」
コジローは受話器を取った。
「コジロー助けて〜」
真帆の声だ。しかも今にも泣きそうなぐらいに怯えた声だった。
ビュン
事の重大さに気づいたコジローはすぐさまデパートの最上階に向かった。
「コジロー助け て」
銃を突きつけられて涙ぐむ真帆。
「子供相手に大人げないぞ!」
「····何?犬が喋ってるだと?」
誘拐犯は驚いていた。
ここは誰もが護身用に銃を持てる世界らしくコジローは愛用していたスナイパーライフルを手に?前脚に持った。
「面白いそれで俺とやり合う気か?」
バシュッ
「この音やっぱり最高だな。おいお前、命が惜しけりゃ今すぐここから消えな。次は威嚇じゃ済まねえぞ。」
「失礼しました〜」
誘拐犯はそそくさと逃げて行った。
「真帆!」
「コジロー来るの遅い〜危うく死ぬところだったよ。」
「お前なんでまた誘拐犯なんかに。」
「怪しい人には着いていくなって教わってたから怪しい人に着いていったら面白いかなって」
「バカお前!本当に死ぬかもしれねぇんだから無茶すんなよ!犬に生まれ変わりたいのかよ!」
「パパもママも仕事だしどうせ私の心配なんかしないわよ!」
発した後のその目はどこか寂しそうだった。
「全くお前は····」
「それよりはいこれ、デパートの高級ドッグフード。お小言は家でゆっくり聞きます。」




