二柱と事件発生
あれからルーナ達を別の次元に移動して最高神組で話をしている
どこに移動させたって?
兎とかモルモットとかの居るモフモフの次元だ
たまに行っている、アニマルセラピー万歳
「えーっと、とりあえず説明してくれるかい?」
沈黙を破りそう言葉を零したのはナナシだった
「任せろー、と言っても簡単な事だけどね、柏葉は神界に居ることが少ないからねー、代理として管理とかを行う存在が必要だったんだ」
「んで、仕事とかする上で神格が低いとやりにくい仕事もあるから同じ最高神にしたって訳だ、強さとかも申し分ないしな」
実際に俺以外でコイツよりも強いやつを見たことがないからな、しても問題ないだろと思ってやった
まあ多少めんどくさい事にはなったが
「ねぇ柏葉、最高神って2人もなれる物だったかしら?」
「やっぱりそれ聞いちゃうかー」
「まあ聞かれるとは思ってたからいいけどさ、実を言うとこれ普通なら出来ないんだよな」
「よね?だって最高神なのに2人も居るなんておかしいじゃない」
「まあー、それを可能にするのが俺だよな」
「柏葉は今とんでもなくぶっ飛んでる発言をしてる事に気がついてるのかー?」
うん、知ってる
実際めっちゃルール破ってる感じだしな
怒られても文句言えないし咎められないのが不思議なくらいだ
いや何も考えずに文句言ってきたら捻り潰すけどさ
それに自分で言うのもなんだが俺も琥珀もそれなりに信頼されてるし信仰もされてる
多少やらかしても問題は無いのだ
というより周りの奴らは面白半分で協力する
証拠出せって?
ほら、あの屋敷という名の要塞があるだろう?
よっぽど信仰されてないとそんな事にならないだろ?
「まあそ出来てしまった事はいいとしてどうやったの?」
「いやぁ、グラスちゃんそれ聞いちゃう?」
「グラスちゃん!?」
「まあそんな事はともかく、グラスちゃん」
「柏葉まで!?私あなた達より大分歳上よ!?」
それは女として言っていいのか?
実際に俺よりも何百年かは生きてるんだろうけど
「まあいいだろ、まあこの方法ってゴリ押しかつなかなか難しい事だから出来ないと思うぞ?」
「僕も教えて欲しいかな、お願いするよ、柏葉君、えーっと、なんて呼べばいいかな?」
「琥珀でいいよー」
「じゃあ琥珀君、教えて貰えるかな?」
「じゃあ教えるか、この方法はいくつかの手順がいるんだよな」
まず俺が『世界』としてのルールに干渉できるように能力を使って無理矢理力でねじ伏せる、そしてルールを弄るのに必要な事を数値化する
んで、俺は干渉できるようにするので精一杯だから後は琥珀に数値を弄らせて最高神としての枠を2つに増やす、後はそこに琥珀の情報を登録する
言葉にすれば簡単だが実際にやるのはとてつもなく難しい、なんせ魔力がナナシ8人分ぐらい必要だからな
あ、これは干渉できるようにするのに使う分
そしてなにより数値を弄るのが難しい
だいたい40桁ぐらいの数値を大量に打ち込まないといけないのだ
しかも自身の情報を数値に直すのも大変だ
何せ俺達の力が異状だからとんでもない数値になる
確かあの時は50桁ぐらいだったな
というわけでカクカクシカジカ〜
――少年説明中――
「柏葉君って馬鹿なのかな?」
「何サラッと罵倒してんだよはっ倒すぞ」
「事実じゃないかー」
「馬鹿と言うより脳筋ね」
なんでこんなに言葉のナイフを刺されないといけないんだよ....
まあ馬鹿な事をやったって事くらいは自覚してる
「所で琥珀はなんでここに来たんだ?理由もなく来る訳が無いだろう?」
「あぁ、すっかり忘れる所だった、俺はこの世界の最高神にここの迷宮の調査を依頼されたから来たんだよー、どうやら彼はここに入れないらしいねー」
「そんな理由だったのか、あいつなら俺達が来たことぐらい分かるだろうから俺達に依頼すれば良かったのに」
「ちなみについでと言ってはあれだけど他の神達に休暇をとれって言われたからねー、柏葉もいるしいい休暇になると思ったんだー」
おいちょっと待て、その言い方だとさてはコイツ休暇取ってなかったな?
まあ今が休暇なら何も言わないけど
..........俺も仕事ぐらいちゃんとしようかな
「じゃあさっさと戻って探索の続きをしようかー」
「そうだね、僕達もそろそろ戻らないと」
「「賛成」」
という訳で戻.......れる事態じゃなくなったみたいだな
「おい琥珀!聞こえたな!?」
「聞こえたよ!!!大至急戻ろう!」
何があったか?
実は俺と琥珀は管理してる世界とラインが繋がっていて、何かあった時はそこから知らせる事ができるようになっている
そしてたった今緊急事態との報告があったのだ
「柏葉!?琥珀!?どうしたの!?」
「何かあったのかい!?」
「悪い説明は後だ!行くぞ琥珀!」
「了解した!!!」
そして魔力を練り上げて魔法陣を書き上げ
「「『範囲指定異世界転移』」」
これで神界に戻ることができる
さあ、後は事情を聞き出そう
―――少年達転移中―――
待つこと数十秒、神界にある宮殿のような場所に転移した
「ただいま戻った!何があった!?」
「何があった!?」
目の前に居た神に事情を聞く
「琥珀様に変わり書類をもう1人と整理していたところ相方が別世界に連れ去られました!名はペトラ!獣の象徴で在られる猫耳の生えた神でございます!私めの力では特定に至らなかったのでお呼びした次第でございます!」
ペトラか!
確か俺が神界にいた時書類仕事をしながら膝の上に乗っけてモフモフしていた奴じゃないか!!
「いや柏葉は何をやってるんだ....」
「いいじゃんか、可愛いしちょうどいいサイズだし、ってそんな事はどうでもいい!さっさと特定して連れ帰るぞ!!!」
さて、別世界に繋げたゲートは......
この部屋みたいだな早速取り掛かるぞ!
「俺が固定して力を流して繋げるから繋げた先を琥珀が特定してくれ!」
「了解だよ!」
ゲートを無理矢理力で固定して魔力と神力を流し込んで再度繋げる
さて、どの馬鹿どもがやりやがった?
無事で済むとは思うなよ?
「特定完了したよ!2000年ぐらい前に殺そうとしてきたから報復として2人で最高神を殺して大崩壊させた世界だ!どうやら逆恨みして行動に至ったらしい!」
「はあ!?逆恨みかよ!自業自得なのに!?」
どうやら後世の奴らには詳細は語られていないらしい
語られていたらこんな馬鹿な事はしないはずだ
「じゃあ柏葉!行くよ!『範囲指定異世界転移』!」
「俺も行く!『範囲指定異世界転移』!」
そしてペトラを取り返しにまた別世界に殴り込みに行くのであった




