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事件解決と圧倒的理不尽


『範囲指定異世界転移』を発動してから数十秒、俺達は転移先の世界の1つの国に転移してきていた


「さてと着いたな、じゃあ情報を整理していこう、まずペトラをさらったのは多分ここの世界の最高神だよな?」

「能力で見たらいいじゃないかー、まあ多分そうだろうね」

「能力ってアレ(・・)の事だろ?アレは相当やばい時にしか使わない、それなら琥珀の能力でもいいんじゃないか?」

「俺も似たような感じだから使わないねー」


コイツもじゃないか、まあ余りにも強大だから簡単に使えないって理由もちゃんとあるがな

とりあえず神界に行って取り返そうか


「じゃあとっとと神界に行くぞ!はぁ!!!」


手に霊力を込めて空間を殴って神界との空間を繋げる

正直これがまあまあ早い、殴るだけだし

能力でも行けなくはないけど面倒臭いし


まあそれはともかく神界に到着した

確か2000年ぐらい前に暴れてボロボロにしたけど案外直っているものだな、もう復興も完了して活気に溢れているようだ


コイツらがペトラをさらいやがったのか


そう考えるとイラついてくる

実際俺と琥珀からは黒いオーラが溢れ出ているようだ、兵が気づいて戦闘準備をしている

まあ、今から木っ端微塵に破壊(・・・・・・・・)する(・・)から関係ないがな


「じゃあ琥珀、正面から破壊して入るぞ、一切の遠慮なく行く」

「わかったよー、一切の遠慮なくだね」


琥珀も同じ考えらしく言わなくとも意思疎通している


さあ、楽しい楽しい破壊の時間だ


「「上限(封印)解放100%!!!覚悟しろ!!!」」


とは言ったものの本気を出すとペトラごと消滅させかねないから軽くやる、というか解放したのも軽くやってもそれなりに威力とかが出るようにするためだからな、しかも2人も居るんだから尚更な


同時に地を蹴り俺達に対して構えている兵共に一瞬で近づく、そして0.1秒程の間に集められる限りの力を全て込めた巨大な球体を作り投擲する

そしてスキルの『完全治癒』で使った力を全て回復する


これだけで兵はほぼ全て吹き飛んで死んだだろう


ん?武神と破壊神が残っているな

じゃあここは琥珀に任せるか、言うまでもないが


するととんでもない速度で琥珀が接近して神速の斬撃を連続で放つ

もちろん武神ごときが反応できるはずもなくサイコロステーキのように細切れになって死ぬ


まあ当然だよな、剣技に関しては俺よりも琥珀の方が上だからな


すると外壁の上から銃弾や爆弾、大砲の玉などが雨霰(あめあられ)と降ってくる

もちろんそんな程度が上限(封印)を全開放している俺達に効くはずもなく全て無駄となる



だが次の瞬間弾丸が俺の腕を貫通した

どうやら『神呪』という神に対して絶大な効果を発揮する魔法が付与されていたようだ

まあそんなもの当たったところで再生(・・)するがな

だが傷を付けられるのは変わりない

まあ避ければ済む話だが鬱陶しいのは変わりない


じゃあ邪魔な外壁を破壊してしまおうか

魔力を縫って霊力と妖力で身体強化を施し神力を腕にの込める、そして琥珀と同時に壁を殴って崩壊させる


力が余りにも強いからか壁が反対側に至るまで木っ端微塵に吹き飛んで壁の近くの家とかも吹き飛んでしまった、勿体ない、まあこれ本気でやれば星が爆発するレベルだから仕方ない


ついでに落ちたり空を飛んでいる壁の上に居た奴らを神力の弾丸を琥珀とマシンガンの如く連射して全員に命中させて絶命させる

え?エイムおかしいって?今更だろう?


そして街に着地の衝撃を利用して高速で移動して侵入......侵入?とりあえず入る


さて、まずは最高神の居場所を探そうか、とは言ってもすぐに見つかる

霊力を放出してそれにぶつかったも感覚などから神界の、いや、この街の形を大まかに把握、記憶する

最高神はどうやら街の中心から少しズレた辺りの城のような所に居るらしい、わかりやすくて助かる


「琥珀!最高神(あのバカ)は街の中心から少しズレた辺りの城の中に居る!手っ取り早く助け出してこの街消し飛ばすぞ!」

「把握ありがとう!じゃあ行くぞ!着いてきてね!」


そしてお互いにある程度の力で地を蹴って移動する

まあこの街は下界の国5つ分程の広さがあるからまあまあかかるんだが


するとこの先200km程の場所に兵が待ち構えているのがわかった、しかもご丁寧に捉えるための『神呪』付きのワイヤーを射出する銃も持っているらしい


なんでわかったか?

さっきみたいに霊力を伸ばしただけだぞ?


まあともかくそれが厄介そうだから潰そうか


「この先面倒なのが待ち構えてるから潰すぞ!」

「じゃあ俺は遠距離から援護するねー!」


そしてまた1段速度を上げて近づいて行く

兵が気づいて構えているみたいだ、見たところ射程距離は1kmって所か?なら問題ない


射程距離のギリギリ外側で地面を思いっきり踏みつける、すると衝撃が伝いちょうど兵のいる所の地面が破壊される


もちろん神力も流してるから大爆笑を起こしながら


そして舞い上がった兵に後ろから琥珀が触手のようにレーザーを伸ばして貫通させる

俺は銃を破壊しておく


「OK、柏葉終わったよー、じゃあ向かうよー、というか早く終わらせたいから転移するよー」

「なら最初からそうすればよかったな、じゃあ行くぞ」


大体の場所を把握してから魔力を練り上げて繋げて転移をする、ちなみに転移の方法も少し違ったりする


共通点としては能力を使っている所だ


琥珀の能力は『上書き』だ、物事を上書きすることが出来る、例えば水の温度が10度だったとする、それをあいつは能力で20度に上書きをしたり、そこに何も無くても、『〇〇がある』みたいな感じにもできるって感じだ、俺が言うのもなんだが反則級だ


そして俺はそこまで移動すると(・・・・・・・・・)いう工程を飛ばして(・・・・・・・・・)いる(・・)

能力は『ショートカット』、これはありとあらゆる工程を飛ばすことが出来る

まあややこしかったりするからあんまり使わないけど


まあとにかく城の前まで転移してきた

するとよく知った神力の反応が見られる

これがペトラの物だろう、今は眠らされているのか少し穏やかな波長をしている


まあ取り返しますか

城門を琥珀と同時に蹴り飛ばして粉砕する

すると城からぞろぞろと兵が出てくる

恐らく近衛騎士団とか言うタイプの奴だろう

まあまあな強さを感じられる

多分今のエクとルーナより少し弱いぐらいか?


だが所詮その程度でしかない

時を止めてそれぞれに斬撃を入れてから解除する

当然何が起こったのか理解すること無く近衛騎士団?

は全滅する

ちなみに琥珀は時を止めても簡単に動けるぞ

拡大強化したら少しだけ止めれるけど


そして中に入る

とは言ったもののなにかある訳でもなくペトラの神力に向かって壁や天井を破壊しながら城の中をつき進んで行く


弁償しろって?

誰がするかそんなもん


途中にさっきと同じような騎士達が居たが琥珀が片っ端から切り刻んでいる

あれだ、レーザーが後ろから来てサイコロステーキになるやつ、それを長剣でやってる


そして数分後、1つのでかい扉の前にたどり着いた

中からはでかい神力が感じられる

恐らく今の最高神だろう、瞬殺するけどな


「さて、辿り着いたな、とっとと取り返して終わらせるか、疲れたし甘い物食べたい」

「俺もー、柏葉は何をご所望で?」

「和菓子一択に決まってんだろ?」

「さすが柏葉、よく分かってる」


そんなどうでもいい会話をしながら扉を開ける


そして―――








ザシュッ!!!








「「は?」」








―――気絶していたペトラに『神呪』の刃が突き立てられた









「だからなんだって言うんだ?」


それからの判断は一瞬だ


まず俺が時を拡大強化して止める

そしてペトラを回収して神呪の刃を引き抜く


そして琥珀が同じく拡大強化した『完全治癒』で全ての傷と失った血液さえも治す

流石に体力を消費したのか気は失ったままだったが







さて―――








怒りのせいなのかエコーがかかった声で







―――殺す





「なっ!?いつの間に!?それにその女には『神呪』の刃を刺したはず、なぜ全て完治しているのだ!?」


慌てふためく最高神(仲間を傷つけたゴミ)


だがそんなものどうでもいい




あぁ、そうさ





「「心底どうでもいい(・・・・・・・・)」」







決壊


俺と琥珀から最初とは比較にすらならないほどの黒いオーラが溢れ出る

そしてそのオーラは壁や装飾品、そこら辺の死体などを全て破壊する


そしてそれを収束させる


身体能力がとんでもなく高まっているのが分かる


さぁ、精々無様に、酷く、醜く


「「踊ってくれよ?」」







――三人称視点



最高神の狙いはペトラを目の前で刺殺する事による柏葉と琥珀の同様を付くこと

神とは言えど柏葉も琥珀も人間だ、目の前で仲間が死ぬのを見て多少なら揺らぐと思ったのだ



だが甘かった



そんな程度で柏葉や琥珀を殺せるなら彼等に恨みを持つものがすぐにでも実行していただろう

だが甘いのだ、柏葉と琥珀がそんな程度で揺らぐはずがないのに


それは薄情だと思う?


いや、違う、圧倒的なまでの理不尽から来る絶対的なる自信と決意から来るものだ

小説やアニメなどでは傲慢に振舞ったものは最後にはやられる、でも所詮は物語、現実は非常にも突きつけられる


それを理解していないがための甘さがあった


ならどうなるか?



簡単だ、





『敗北』だよ





そこからは一方的な蹂躙戦だった


最高神は抵抗として神力や魔力を利用して攻撃をする


だが効くはずもなく、琥珀が指を鳴らすだけで全て消し去られた

これは能力ではなく適切な神力を当てて相殺している

だけだが、それでもとんでもないのだ



そして次の瞬間最高神は宙を舞った



何が起こったか?


簡単だ、柏葉が視認すら許さぬ速度で接近し下段に回し蹴りを叩き込んで吹き飛ばしたのだ


最初のオーラで城は崩壊していたため激突してダメージを負うことはなかったが蹴りの威力がそもそも強すぎるため有ろうと無かろうと大差はないだろう


そして最高神は血を吐く

先程の蹴りひとつの衝撃で内蔵は破裂などを起こして負傷して肋骨に至っては全て折れていた


だが腐っていようと神であることには変わりない

すぐに再生の神の権能を利用して再生させる


余談だが最高神は自分の配下となった神の権能を自由に扱うことが出来る

逆もまた然りで、殆どないが配下は強化され1部の最高神にのみ許される権能にも干渉できるようになることもある


閑話休題


再生させた最高神は遠距離は効かぬと判断

ならば近距離戦だと言わんばかりに距離を詰める


この時最高神が使用したのはこの世界の武神


だが柏葉もまた、最高神が権能を使ったのを感じて神の力を使っていた

それは伊奘諾尊(イザナギノミコト)が火神を斬り殺した際に、剣に付着した血から化生した、軍神、雷神として奉られる天津神、ここまで言えばわかる人もいるだろう


「来い、建御雷神」


建御雷神(タケミカヅチノカミ)』または『建布都神(タケフツノカミ)』と呼ばれる天津神である


力としては柏葉の方が圧倒的に上ではあるが、ここの最高神と比べると建御雷神の方が強い、それに力を使うものに沿い神の力はある程度変化する

なので柏葉が使うととんでもなく強化されるのである


だがそんな事とは露も知らず、最高神は近距離戦を持ち込み、普通の神なら見えない速度でラッシュを叩き込む


しかし柏葉は1歩も動かずに両腕でペトラを抱えたまま足のみで捌き切った


「どうした?その程度しか出せないのに俺達に喧嘩を売ったのか?ならお前は能無しのバカだ」


そしてまたもや最高神は吹き飛ばされる


「クソッ!」


悪態と血を吐く

だが最高神としてのプライドも有るのだろう、簡単には折れずに再度立ち上がる


次に最高神が使用したのは魔法神の権能、これを存分に使い遠距離から高火力の魔法を大量に叩き込む


だがそれを許さない者がいた


琥珀だ


とんでくる魔法を全て魔力のみで全て強引に相殺した


そして数えるのさえ億劫になるほどの魔法陣が展開され最高神に向かって魔法が射出される


またもや吹き飛ばされ今度こそ起き上がることが出来なくなっていた


だが自分で蒔いた種なのだ、最低限そこは理解しているのか、ゆっくりではあるが起き上がる


そして最高神はまた対峙をするがそこで見えたのは




神界は愚か下界にすら無差別に攻撃を叩き込み続けながら、しかしペトラを優しく抱き抱える腕は緩むとも締まらずの柏葉達の姿だ


一瞬理解が追いついていなかったようだ

恐らく「何故下界にまで攻撃を!?」などと考えているのだろう


だがその考えもまた甘い、柏葉と琥珀を、特に柏葉を敵に回しておいて世界が無事で済むなどと思う事が



衝撃


そして次に視界に入ったのは焦土とかした神界と下界だった


そこで初めて最高神は気づいた、逆恨みなどという下らない理由で殺そうとした事は愚か、前最高神が彼等に敵対した時点で慈悲などを与えられる筈が無かったと


そして最高神の意識は世界と共に消え去った

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