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幼馴染の機嫌が悪いのは、たぶん私のせい。  作者: situ725


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9/10

第9話 幼馴染じゃ足りない

 朝、目を覚まして最初に見たのは、開いたままのカーテンだった。


 向かいにある玲奈の部屋には、まだ濃紺のカーテンが引かれている。


 昨日のことを思い出す。


 風見ヶ丘公園のベンチ。


 涙をこぼしながら、寂しかったと伝えてくれた玲奈。


 帰り道でつないだ、少し冷たい手。


 喧嘩は終わった。


 玲奈が私を嫌いになったわけではなかった。


 そう分かっているのに、いつもの朝が本当に戻ってくるまでは、まだ少しだけ不安だった。


 ベッドを降り、窓を開ける。


 春の冷たい空気が部屋へ入り、寝起きの頬を撫でた。


 そのとき、向かいのカーテンがゆっくり開いた。


 窓の向こうに玲奈が立っている。


 目が合った。


 私は反射的に手を振った。


 玲奈は一瞬だけ動きを止めたあと、控えめに右手を上げた。


 昨日までなら、それだけのことだった。


 けれど今朝は、胸の奥に残っていた固いものが、ようやくほどけていくような気がした。


「おはよう、玲奈」


 窓越しでは声が届かないと分かっていても、口に出す。


 玲奈も何かを言った。


 唇の動きは短くて、たぶん同じ言葉だった。


 それから玲奈は、自分の手首を指さし、時計を見る仕草をした。


「分かってる。今から準備する!」


 今度は聞こえるように声を張ると、玲奈は呆れた顔でカーテンを半分閉めた。


 完全には閉めなかった。


 それが少しうれしくて、私は笑いながら制服へ着替えた。


     ◇


 私がスカーフと格闘していると、部屋の扉が開いた。


「ひなた、入るわよ」


「もう入ってるよ」


「返事を待っていたら遅刻するでしょ」


 聞き慣れた声だった。


 見慣れた長い黒髪が、朝の光を受けて艶めいている。


 玲奈は私の前まで来ると、曲がったスカーフへ手を伸ばした。


「昨日、家に着いたら直すって言ってたよね」


「昨日はもう学校が終わってたから、直さなくてもいいかなって」


「今日も曲げる理由にはならないでしょ」


「結び目が言うことを聞いてくれなくて」


「布に責任を押しつけないの」


 玲奈の細い指が、結び目をほどく。


 昨日まで何度もしてもらったことだった。


 朝、寝癖を直してもらうことも、スカーフを結び直してもらうことも、私たちにとっては珍しくない。


 それなのに、今日は玲奈の顔が妙に近く感じられた。


 目にかからない位置で整えられた前髪。


 伏せられた、黒に近い紺色の瞳。


 真面目な顔で結び目を整える唇。


 静かにしているだけで目を引く美少女だと、玲奈は昔から周囲に言われている。


 私もそれを知っていた。


 けれど、こんなに近くで玲奈の顔を見ることを、急に落ち着かないと思ったのは初めてだった。


「ひなた」


「な、何?」


「さっきから息を止めてる」


「止めてないよ」


「そう」


 玲奈が顔を上げる。


 視線が重なり、胸が一度だけ大きく鳴った。


 私はとっさに一歩下がった。


「どうしたの?」


「ち、近かったから」


「スカーフを直すなら、これくらい普通でしょ」


「そうだよね。普通だよね」


「変なひなた」


 玲奈は首を傾げた。


 整え終えたスカーフは、今日もきれいに左右がそろっている。


「ありがとう」


「どういたしまして。鞄は?」


「机の横」


「教科書は?」


「たぶん入ってる」


「たぶん?」


 玲奈が私の鞄へ手を伸ばす。


「待って。今日は自分で確認する」


「急にどうしたの」


「私も少しは努力しようと思って」


 何でも玲奈に分かってもらい、何でも世話を焼いてもらうことを、当たり前にしたくなかった。


 鞄を開けると、数学の教科書が入っていなかった。


「……玲奈」


「何?」


「やっぱり助けて」


「努力が終わるの、早すぎない?」


 呆れながらも、玲奈は机の下に落ちていた教科書を見つけてくれた。


 いつもの朝だった。


 でも、完全に昨日までと同じではない。


 玲奈の顔を見るたび、胸のどこかがくすぐったかった。


     ◇


 教室へ入ると、何人かのクラスメイトが私たちを振り返った。


「今日は一緒なんだ」


「昨日、別々だったから珍しいと思ってた」


 私は玲奈と顔を見合わせる。


「ちょっと喧嘩してたんだけど、仲直りしたよ」


「ひなた」


 玲奈が止めようとしたけれど、もう遅い。


「二人も喧嘩するんだ」


「私もびっくりした」


「どうして、ひなたまで他人事なの」


 玲奈の声には呆れが混じっていたが、昨日のような冷たさはない。


 近くにいたクラスメイトが笑う。


 私も笑った。


 今度は、楽しい会話の途中で玲奈を探さなくてよかった。


 すぐ隣にいる。


 それだけで、昨日まで見慣れていた教室が少し明るく見えた。


 授業中、分からない問題が出ると、私は隣の玲奈を見た。


 玲奈は前を向いたまま、自分のノートの端へ小さく式を書いて、私から見える位置へずらしてくれる。


 お礼の代わりに小さく笑うと、玲奈は一度だけこちらを見た。


 すぐに前へ向き直った耳が、わずかに赤い。


 昨日までなら、教室が暖かいせいだと思っていただろう。


 今日はなぜか、その理由が気になった。


     ◇


 昼休み、廊下へ出たところで結衣ちゃんに会った。


 薄いベージュ色のカーディガンを着た小柄な姿が、窓際に立っている。


 私を見つけると、結衣ちゃんは控えめに微笑んだ。


「朝倉さん」


「結衣ちゃん。昨日はありがとう」


「黒川さんとは、話せた?」


「うん。ちゃんと仲直りできたよ」


 答えた瞬間、自分でも分かるくらい声が明るくなった。


 結衣ちゃんの薄茶色の瞳が、私の隣へ向く。


 玲奈は少し離れた教室の扉の前で、私を待っていた。


「そう。よかった」


 結衣ちゃんは安心したように笑う。


 けれど、その笑顔の奥に、ほんの少しだけ寂しさが見えた気がした。


「黒川さん、待ってるね」


「大丈夫。今日は一緒にお昼を食べる約束をしてるけど、まだ時間はあるよ」


「少し、話してもいい?」


「もちろん」


 私たちは廊下の端へ寄った。


 玲奈へ目を向けると、先に行かず、その場で本を開いている。


 でも、ページはしばらくめくられなかった。


「昨日、黒川さんを探しに行ったでしょう」


「うん」


「見つけたあと、ずっと一緒にいたの?」


「公園で話して、そのまま手をつないで帰ったよ」


「手を」


 結衣ちゃんが少しだけ目を見開く。


「子どもの頃からよくつないでるから」


「そうなんだ」


「昨日は、玲奈の手が冷たかったし」


「朝倉さんは、黒川さんのことになると本当に迷わないね」


「そうかな」


「うん。私には、ずいぶん迷ってから返事をしたのに」


 責める口調ではなかった。


 結衣ちゃんは柔らかく笑っていた。


 だからこそ、私はすぐに言い返せなかった。


「ごめんね」


「謝ってほしいわけじゃないの。私が勝手に好きになって、自分で伝えたかったから伝えただけ」


 結衣ちゃんは胸元で両手を重ねる。


「振られたことは、まだ少し苦しいけど」


「……うん」


「でも、朝倉さんに聞いてほしいことがあるの」


「何?」


 結衣ちゃんは私から目をそらさなかった。


「もし、朝倉さんが私と付き合っていたら、黒川さんとは今までみたいにいられなくなっていたかもしれない」


「どうして?」


「毎朝一緒に学校へ行ったり、放課後ずっと同じ部屋で過ごしたり、同じベッドで眠ったり」


「最後のは、どうして知ってるの?」


「この前のお昼に、二人が話してたから」


「あ、そっか」


「私は朝倉さんの恋人になったら、たぶん寂しいと思う。好きな人が、私より誰かを優先していたら」


 穏やかな声だった。


 結衣ちゃんは私を困らせようとしているのではない。


 ただ、私が今まで考えなかったことを、一つずつ言葉にしてくれていた。


「だから、今までとまったく同じではいられなかったと思う」


「でも、玲奈は幼馴染だよ」


「うん。そうだね」


 結衣ちゃんは否定しなかった。


「それでも平気だった?」


 答えようとして、声が出なかった。


 結衣ちゃんと付き合っていたら。


 朝、迎えに来る玲奈へ、もう部屋へ勝手に入らないでと言うのだろうか。


 一緒に帰ろうとする玲奈へ、今日は結衣ちゃんと帰るからと断るのだろうか。


 私のベッドで本を読む玲奈に、自分の家へ戻ってほしいと伝えるのだろうか。


 雷の夜に玲奈が来ても、恋人が嫌がるから泊められないと言うのだろうか。


 想像しただけで、胸の奥が締めつけられた。


「……嫌だ」


 考えるより先に、言葉がこぼれた。


「玲奈に来ないでなんて、言いたくない」


 結衣ちゃんは静かに私を見ている。


「じゃあ、黒川さんに恋人ができたら?」


「玲奈に?」


「うん。黒川さんが、その人を朝倉さんより大切にするようになったら」


 玲奈の隣に、私ではない誰かが立っている。


 朝、窓越しに手を振る相手も、一緒に学校へ行く相手も、放課後を過ごす相手も、私ではなくなる。


 玲奈が誰かのスカーフを直し、その人にだけ柔らかく笑う。


 雷が鳴る夜には、その人の手を握って眠る。


 私の知らないところで、玲奈が誰かへ「寂しかった」と伝える。


 息が苦しくなった。


 胸の中心を細い糸で強く縛られたように、痛い。


「それは……もっと嫌」


「どうして?」


 昨日、私が玲奈へ尋ねたのと同じ言葉だった。


 玲奈は分からないと答えた。


 私も今までなら、同じように答えていたと思う。


 でも、結衣ちゃんは私の中にあるものから目をそらさせてくれなかった。


「家族みたいに大切だから」


 口にすると、違うと思った。


 家族のように大切なのは本当だ。


 けれど、それだけなら、玲奈に恋人ができることを、こんなに嫌だとは思わない。


 玲奈が幸せならよかったねと笑えるはずだ。


 知らない誰かの隣で笑う玲奈を想像しただけで、その間へ割って入りたくなる理由にはならない。


 結衣ちゃんは少し困ったように、でも優しく笑った。


「朝倉さんが本当に見ているのは、私じゃないんだね」


 その言葉が、胸の奥へまっすぐ落ちた。


 朝、玲奈の顔が近づいただけで、どうして息を止めたのか。


 公園から帰るとき、どうして手を離したくなかったのか。


 玲奈が結衣ちゃんの告白を気にしたと知って、どうして心のどこかでうれしいと思ったのか。


 玲奈の隣に誰かが立つことを、どうして想像したくないのか。


 ばらばらだったものが、一つの言葉へつながっていく。


 私は、玲奈が好きだ。


 幼馴染だからではない。


 家が隣だからでも、長い間一緒にいたからでもない。


 玲奈自身が好きだから、隣にいたい。


 気づいた瞬間、顔が熱くなった。


 さっきまで普通に見ていた玲奈の横顔を、もう同じようには見られない気がした。


「私……玲奈のこと」


 最後まで言えなかった。


 結衣ちゃんは、言葉の続きを求めなかった。


「やっぱり、そうなんだ」


 小さな声だった。


 その微笑みは優しかったけれど、少しだけ震えていた。


「結衣ちゃん」


「大丈夫、とはまだ言えないかな」


 結衣ちゃんは正直に答えた。


「朝倉さんのこと、本当に好きだったから」


「うん」


「でも、聞けてよかった。振られた理由が、少し分かった気がする」


「あのときは、私も分かってなかった」


「分かってたら、もっと早く諦められたのに」


「ごめん」


「だから、謝らないで」


 結衣ちゃんが笑う。


 今度の笑顔にも寂しさは残っていた。


 それでも、無理に明るく装った笑顔ではなかった。


「私、朝倉さんに声をかけてもらえて、本当によかったと思ってる」


「私も結衣ちゃんと友達になれてよかった」


「これからも?」


「もちろん」


 すぐに答える。


 結衣ちゃんは一度だけ目を伏せ、それから私をまっすぐ見た。


「それなら、今は十分」


 十分という言葉が、すべて平気になったという意味ではないことは、私にも分かった。


 だから、それ以上は何も言わなかった。


「黒川さん、ずっと待ってるよ」


 結衣ちゃんの視線を追う。


 玲奈はまだ本を開いていた。


 けれど、さっきから一度もページが変わっていない。


「行ってあげて」


「うん。またね、結衣ちゃん」


「またね、朝倉さん」


 結衣ちゃんへ手を振り、玲奈のもとへ戻る。


「お待たせ」


「長かった」


 玲奈は本を閉じた。


「ごめん。結衣ちゃんと大事な話をしてたの」


「……そう」


 わずかに眉が寄る。


 昨日までなら、また機嫌が悪くなったと思っただろう。


 今なら少しだけ分かる。


「何を話してたの?」


「まだ、うまく言えない」


 玲奈は、閉じた本の表紙へ視線を落とした。


 それでも、今度は問い詰めなかった。


「……言えるようになったら、教えて」


「うん。ちゃんと話す」


「玲奈」


「何?」


「待っててくれてありがとう」


「一緒に食べるって約束したから」


「うん」


 私は玲奈の隣へ並んだ。


 肩が触れそうになり、今度は自分から少し離れそうになる。


 でも、離れたくなかった。


 そのまま歩き出すと、玲奈が不思議そうに私を見る。


「ひなた、顔が赤い」


「廊下が暑いのかも」


「今日はそんなに暖かくないけど」


「じゃあ、走ってきたから」


「三歩くらいしか走ってないでしょ」


「細かいことは気にしないで」


「気になる」


 玲奈の顔を見られないまま、私は少しだけ歩く速度を上げた。


 それでも玲奈は、いつものように私の隣を歩いてくれた。


     ◇


 恋だと気づいたからといって、すぐに何かが変わるわけではなかった。


 変わったのは、私の見え方だけだった。


 午後の授業中、私は何度も隣を見てしまった。


 玲奈は背筋を伸ばし、黒板の文字を几帳面にノートへ写している。


 頬へかかった長い黒髪を指で耳へかける仕草まで、なぜか目を離せなかった。


「ひなた」


 前を向いたまま、玲奈が小声で呼ぶ。


「何?」


「さっきから、どうして私のことを見てるの」


「見てた?」


「見てた」


 玲奈に指摘され、慌てて前を向く。


「……今は言えない」


「それ、私の台詞でしょ」


 玲奈の声に、わずかな笑いが混じった。


 私も笑いそうになり、口元を手で隠す。


 同じ教室で、いつものように隣り合った席に座っている。


 それなのに、玲奈の横顔は昨日までと少し違って見えた。


 玲奈が私の消しゴムを拾ってくれる。


 それだけで、指が触れそうになったことを意識する。


 放課後、一緒に帰る。


 それだけで、隣を歩けることがうれしくなる。


 家の前で別れるとき、玲奈が「またあとで」と言う。


 それだけで、本当に来てくれるのか何度も確かめたくなる。


 今まで十年以上、どうして平気でいられたのだろう。


 自分でも不思議だった。


 夕食を終えて部屋へ戻ると、向かいの窓に玲奈の姿が見えた。


 机に向かい、何かを書いている。


 勉強だと思ったけれど、玲奈は一行ほど書くたびに手を止めていた。


 しばらく考え、紙を丸める。


 新しい紙を出し、また何かを書く。


 それも途中で丸めた。


 机の端には、白い紙の塊がいくつも並んでいる。


 玲奈が勉強であれほど行き詰まるのは珍しい。


 窓越しに手を振ろうとして、やめた。


 今声をかけたら、玲奈の邪魔になるかもしれない。


 それに、玲奈の姿を見ただけで、昼間に気づいたばかりの気持ちが胸の中で騒ぎ始める。


 私はベッドへ仰向けに倒れた。


「好き、かあ」


 声に出した途端、顔が熱くなる。


 枕を抱え、そこへ顔を埋めた。


 玲奈へ伝えたい。


 でも、伝えたら今までと同じではいられなくなる。


 結衣ちゃんが教えてくれたように、恋人になれば、幼馴染だった頃とは何かが変わる。


 もし玲奈が、私を家族のようにしか思っていなかったら。


 告白したことで、部屋へ来なくなったら。


 スカーフを直してくれなくなったら。


 隣を歩くことまで気まずくなったら。


 考えるだけで怖かった。


 昨日までの玲奈も、同じだったのだろうか。


 どうして気にするのか説明できなくて、私へ確かめることもできなかった。


「話してって言ったの、私なのに」


 玲奈へ、自分の気持ちを言葉にしてほしいと言った。


 それなら、私も伝えなければいけない。


 すぐには無理でも、分からないふりをしてはいけない。


 枕から顔を上げたとき、机の上の端末が震えた。


 画面には、玲奈の名前が表示されている。


『明日の放課後、時間ある?』


 すぐに返事を打つ。


『あるよ。一緒に帰る?』


 既読はついたが、返事が来るまで少し間があった。


『風見ヶ丘公園に来てほしい』


 昨日、仲直りした場所。


 子どもの頃に、離れないと約束した場所。


『分かった。二人で?』


『二人で』


 短い文字を見ただけなのに、心臓が速くなる。


『何か話があるの?』


 送ってから、少しだけ後悔した。


 けれど玲奈から返ってきたのは、いつものような「何でもない」ではなかった。


『ある。でも、今は言えない』


 第8話で交わした約束を思い出す。


 今は言えなくても、いつか話す。


 玲奈は、その「いつか」を明日に決めたのかもしれない。


『分かった。待ってる』


『待つのは私でしょ』


『じゃあ、玲奈が待たなくていいように早く行く』


『遅刻しないで』


『頑張る』


『頑張るじゃなくて、来て』


『絶対に行く』


 今度はすぐに既読がついた。


 窓の向こうを見る。


 玲奈は端末を胸元へ抱え、俯いていた。


 机の上には、書き直した紙が一枚だけ残っている。


 顔を上げた玲奈と、窓越しに目が合った。


 私が小さく手を振ると、玲奈も手を上げた。


 その頬が赤く見えたのは、部屋の明かりのせいかもしれない。


 玲奈が何を話そうとしているのかは分からない。


 それでも私は、明日が早く来てほしいと思った。

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