表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
12/22

#12 自暴自棄から初攻略へと

早速俺らはダンジョンへと侵入した。レベルが低めのダンジョンなためか、さくさくと先へと進んでいけた。


「このダンジョン、簡単だね~」


「そりゃあ、まだレベルの低いダンジョンだしね。」


「そうなの!?」


そうだった。まだ二人には実は伝えていなかったんだっけ。


「せっかくすぐ海翔くんが王になれると思ったのにー!」


「まぁいつかはなれるさ。」


「ほんと!?」


「うん。本当だ。」


そんな会話を三人でしていると二手へと分かれている道を見つけた。


「どうする?分けて行く?それとも一緒にどっちかに行く?」


「これはどっちの方がいいのだろうか...」


とりあえずなんかあると怖いから三人で一緒に右の道へと進んだ。


「なにもないな。」


「そうね。さっきまでモンスターとか出てたのに。」


「やっぱりへーわがいちばんだね!」


「そうだなっておい!ちょっと見てみろよ!」


首を傾げる二人。やがて二人は顔を見つめ合う。俺がそこを退くと二人は俺がいた所にすぐ座り、目を輝かせていた。


「財宝だー!!」


シルフィは嬉しくなる。疑問に思った俺、シルフィに聞いてみる。


「これってゲームクリアってことでいいのか?ここからモンスターが奇襲、とかないのか?」


「簡単なダンジョンならそんなのはないよ。」


どうやら本当らしい。クエストプリントにCLEARED!!の文字が現れた。


「なんだ...こっから奇襲とかだったら面白かったのに。」


普段からアクションやRPGをやっていたらそんなことも思ってしまう。


「さぁ!早くこの財宝を持って帰りましょう!!」


シルフィが一番嬉しがっていた。確かに簡単なダンジョンにしては財宝の量は多かった。難しいのならどうなってるんだろうか。


「ワープ!」


一瞬、体が浮いた気がした。何が起きたのかも分からないまま気付いたらクエストを受注した場所にいた。


「...え?」


「え?ってどうしたの?」


「もう着いたの?」


「そうだけど?」


「そんなに近かったっけ?」


「近くはなかったけど?」


ますます分からなくなってきた。


「どうして俺はここにいるんだ?」


「そっか、言うの忘れたわ。どの属性にも当てはまらない魔法は誰でも打つことができるんだよ。さっきのワープだってそうだわ。」


どうやら夢ではなかったようだ。安心。安心。


まぁ何はともあれ初めてのダンジョン攻略を祝って近くの店でご馳走をした。とても楽しかったが金は俺の自腹であった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ