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可憐だったから…。
続きになります。
その少女は黒髪のセミロングで色白で華奢な女子だった。「…。」笹山くんは息を飲んだ。美しかった…。彼女の髪を耳にかけるような仕草まで食い入るように見てしまう。「あの…?」不思議そうに彼に話しかける少女。「君は一年か?」自分が二年になったせいか年下の女の子が気になる様子。「はい。綾園といいます。」「下の名前は…?」「え…。夢花ですけど…?」「あやぞのゆめかさん…。」赤くなり、彼女の顔を直視出来ない。目線を横にやる。「ふふ…。」彼女は何がおかしかったのか微笑んだ。パタパタと埃をはらいながら立ち上がる。「何を慌てていたんですか?センパイ?」「なっ!!」突然美少女にセンパイと呼ばれて驚いて彼女の顔を見つめた。「また逢えますか?」突然彼女は意味深な台詞を吐く。「あ…ああ…また…。」「じゃあ、また…。センパイ…。」睫毛の伏せた瞳で微笑みながらその場から去っていく夢花。「ゆめか…。」呟く笹山くんは赤い顔で呆然としていた。何かが音を立てて崩れていくような感じがした…。
新キャラが登場するなり嫌な予感のする最新話となりました。波乱が起きます。書いていて楽しいです。(笑)




