登場人物
登場人物紹介・巻末版
※本編および完結後の内容に触れています。
【北西で出会った七人】
■ 悠
本作の主人公。
北西の片隅で目覚め、カイと出会い、仲間たちと生きる場所を築いていく。「北西の猫」では副盟主、統合後に加わった晴の同盟では外交官を務める。
自分がすべてを成し遂げるよりも、それぞれの得意なことをつなぎ、皆で生き残る道を探してきた。
現実への帰還後はリハビリを経て、日本の外交官見習いに。実家はかなり裕福。
最後に明かされた名前は、悠。
■ 玄
北西の仲間たちの中で、実戦に関する判断を担う人物。
状況を整理し、動くべきときに動く。砦の確保や統合後の同盟構想にも積極的に関わった。
七人で積み重ねた経験を、新しい世界でもそれぞれの力に変えようとする。
■ 葉
記録と確認を担う、北西の仲間。
連絡、人数、進行状況。誰かが覚えているつもりのことを、確かな情報にして残す。
戦場で目立つ働きだけでは同盟は続かない。そのことを、日々の仕事で支えていた一人。
■ 朔
内政と資源、仕組みの分析に強い人物。
何が足りず、どこまで可能で、どこから無理になるのかを考える。
統合後は玄や律とともに、新たな同盟の構想に関わる。仲間の思いを、実際に続けられる形にするための知恵を持つ。
■ 律
交渉や周囲への配慮を担う、北西の仲間。
相手の立場や言葉を丁寧に受け止め、目の前にいない人の事情にも目を向ける。
悠とのつながりは、現実への帰還後も続く。
病院での再会、改めての自己紹介、二人で過ごす時間。戦いの先にある日常を、悠と少しずつ歩き始める。
■ 岳
守備や部隊の帰還など、仲間が無事に戻るための実務に関わる人物。
距離や移動の条件を確かめ、計画を実際の行動へとつなぐ。
攻めるための話し合いにも、帰る道を考える人が必要だった。
■ 杏
攻城の時刻や部隊の動き、残された作業を確認する人物。
大きな方針が決まった後も、実行するために必要な仕事を拾い上げる。
七人の歩みを支えてきた一人であり、世界や所属が変わっても、その時間を共有する仲間。
【北西に集まった人々】
■ 湊
「沢道」の元盟主。西側の仲間をまとめる役割を担った。
大きな同盟に加わる安心と、自分たちで決めて生きることの間で考え、迷う。
仲間を守りたいという思いは同じでも、選びたい方法まで同じとは限らない。その違いを映す人物。
■ 真木
初期の七人に続いて加わった、八人目の仲間。
騎馬の運用に関わり、機動力を生かす戦い方を提案する。
仲間が増えることは、戦力だけでなく、できることや考え方が増えることでもあった。
■ 冬馬
道の調査に関わる人物。
人や部隊がどこを通れるのかを確かめ、北西での行動を支える。
■ 圭
数字の整理などに関わる仲間。
皆が状況を把握し、判断するための情報を整える。
■ 紬
建設に関わる仲間。
土地を得たその先で、そこで暮らし、活動するための基盤を作っていく。
■ 早苗
土地の相談や連絡の場面に登場する仲間。
同盟の中にある、一人ひとりの事情へと目を向けさせる存在。
■ 伊織
SSR武将を持つ人物。
強力な武将を持つ者が、周囲にとってどれほど大きな存在となるかを示す。
■ 日向
SSR武将を獲得した人物。
新たな武将との出会いによって、戦力や選択肢が変わっていく世界の一員。
■ 廉
トレードをきっかけに加入した人物。
人が集まる理由にも、仲間になる入り口にも、さまざまな形があることを示す。
【同盟と交渉に関わる人々】
■ 佐伯
外交担当として登場する人物。
戦争や同盟の方針をめぐり、人と人の間で言葉を交わす役割を担う。
■ 瀬名
南西中央同盟の外交に関わる人物。
北西の外にある大きな勢力の事情や考え方を、交渉の場へ持ち込む。
■ 葛城
北西開拓会に関わる人物。
同じ北西に暮らしていても、所属や立場によって異なる判断があることを示す。
■ 鷹野
南嶺の外交窓口。
勢力同士の接点に立ち、相手の意思を受け取り、自分たちの意思を伝える。
■ 白瀬
天冠側の人物として、仲裁に関わる。
当事者同士ではまとまりにくい争いに、別の立場から関与する存在。
■ 鷲尾
天衡の盟主。
一つの勢力を率いる立場から、同盟間の関係や戦局に関わる。
【統合後の世界】
■ 晴
統合後、悠が加わる同盟の盟主。
UR武将を持つ、天真爛漫な人物。
普段は明るく振る舞う一方、仲間が危機に陥ると、全同盟へ向けた大号令で救援を呼びかける。
悠が外交官として支えることになった、新しい仲間の中心。
■ 統合先で出会った君主たち
旧第三世界と旧第四世界から移ってきた人々。
砦を急いで確保する者、大同盟に集まる者、少人数で過ごす者、戦いから距離を置く者。それぞれの経験から、新しい世界での生き方を選ぶ。
同じ出来事を経験しても、そこから学ぶことは同じではなかった。
【武将たち】
■ カイ
悠が最初に登用した、Rの武将。
低いレアリティに似合わずよく喋り、悠のそばで日常を賑やかにする。
最高位の相手に対してこそ力を発揮する、特異な性質を持つ。
その力も、振る舞いも、単純な強さの序列では説明できない。
悠にとっては、最初から最後まで、数字だけでは測れない相棒。
■ 周
悠に仕える武将。
カイの特異さについて言葉にし、他の世界にも似た存在がいることを伝える。
悠が、当たり前だと思っていた世界の仕組みを見つめ直すうえで、重要な存在となる。
■ 暁山
伊織が持つSSR武将。
高いレアリティの武将がもたらす戦力を、具体的に示す存在。
■ 蒼波
統合後に登場するUR武将。
騎馬部隊の即時帰還や召喚に関わる能力を持つ。
単純な兵力だけでなく、移動や帰還に必要な時間そのものが戦局を左右する世界で、大きな意味を持つ。
【現実側の人々】
■ レン
帰還後の悠のもとを、犯罪管理局の関係者とともに訪れる人物。
あの世界での出来事を経た悠と、現実側で関わっていく。
■ 澪
レンとともに、帰還後の場面に登場する人物。
悠たちが日常へ戻った後にも、事件を通じて生まれたつながりは続いている。
■ 犯罪管理局の関係者たち
帰還者たちの状態や、悠が示した特異性の確認に訪れる。
その一方で、あの世界を正式なゲームとして再設計し、再び集まれる場所を用意する。
再会の場には、大宴会場というサプライズも。
「収入が必要なので、課金はじゃんじゃんしてくれ」と言える、なかなか現実的な人々。
■ あの世界から帰ってきた人々
城を持ち、土地を耕し、争い、助け合って生きてきた人々。
現実へ戻った後は、それぞれの日常へと歩き出す。
同じ同盟でなかった者も、かつて争った者も、再会の宴では同じ場所に集まる。
そこで交わすのは、次の戦争の約束ではなく、再び会えたことを祝う杯だった。
*
名前を覚えている人がいる。
返事を待っている人がいる。
困ったときに、声をかけられる人がいる。
一人では思いつかなかった次の手を、
一緒に考えてくれる人がいる。
北西の片隅から始まった物語で、
悠が最後に手に入れたのは、
そんな人たちと囲む、にぎやかな食卓だった。




