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3-10 君のことが・・・ ~レオンside

気付いたら目で君を追っていた。



子供の頃の君はわがままで、いつも母上を振り回していた。


そんな君が嫌いだった。



なのに、いつからだろうか。



母上に誠心誠意尽くして体に良い食事を食べさせようとしてくれた君。


料理長とけんかしてまで、食事改善を提案してくれた君。


そして、母上にいつも寄り添い、話を聞いてくれた君。



だから、母上は元気になれた。


私たち家族だけでは成しえなかったことだ。



本当に感謝している。



でも、それだけじゃないんだ。



母上とあったことを楽しそうに話す笑顔。


殿下に詰め寄られて困っている顔。


リリアーナ嬢と嬉しそうに話す顔。


「レオン」って呼んでくれるかわいい顔。




気付いたんだ。



いつも君を見つけた時の胸の高鳴り。


俺を見つめてくれた時のうれしさ。


名前を呼んでくれた時の歓喜。



シャル。



君のことが好きなんだ!


ずっと一緒にいたい!


いつも二人でいたい!




君が誘拐されたと聞いた時、怒りで目の前が見えなくなった。


探している時、心配で胸がつぶれるかと思った。


君を見つけた時、俺が君を抱きしめたかった。



俺が・・・



悔しい。



もし相手が殿下じゃなかったら。


俺は、シャルを奪っていただろう。



でも、分かってしまった。



殿下と抱き合って泣いている君を見た時。


二人の絆を。



俺じゃない。


君が見ているのは、俺じゃない。


アルなんだ。




だから、俺はアルに忠誠を誓う。


アルと共に君に忠誠を誓う。


そしてアルと共に君を守る。


生涯。




だから、これからも呼んでほしい。



「レオン」と。




レオン。大好きです。(告白)

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