えんじょうこわい
久しぶりにエッセイを書いてみます。
現在、異世界モノの執筆に集中している関係で書けなかった……ワケではありません。確かに他の連載はそうですが、このエッセイ……誤字脱字はセルフチェックで文字数の目安は約1,000文字……ちょっとした時間があれば書けます。
――では、なぜ書かなかったのか?
以前、私はこのエッセイで『遺言』を書く……今まで経験して得たことを、作品を通して次世代に伝えたい……と書きました。
つまり自分の「考え方」「意見」「主張」を書くということです。そうなると当然、反対意見も出てくるでしょう。
基本的に反対意見は大歓迎です。人は色々な考え方があって然るべきだと思いますし、違う意見や考え方に触れることにより新たな思想やアイデアが生まれ、私にとってもプラスになります。
ただ……そう理想的にならないのがネットの世界です。
それが『炎上』です。メンタルの弱い私は「炎上」を恐れています。
まぁ私の作品などアクセス数が「雀の涙」ですから、そういう事態になる可能性は極めて低いのですが……。
でも炎上の「火種」となりうるクレーム的な物は、こうやって文章を書いている限り起こり得ることだと思っております。しかも困ったことに、こちらが意図していない表現にクレームが来ることもあります。
ネット用語で「繊細チンピラ」というのだそうですが、以前私も「妻が……」と書いたところ「リア充アピールだ」みたいなことを言われました(笑)。
つまり、書き手が何を書いたところで言いがかり的なモノは来ます。感想を書く人も様々なので、そんなの気にしていたらキリがないです。ただ、この「火種」が一度「炎上」を招いてしまうとシャレになりません。
最近問題になっている外食チェーンの不適切動画。もちろん投稿した非常識な連中を擁護する気など1ミクロンもありませんが、私が本当に恐ろしいと感じているのは、その犯人を特定し本人や関係各所に圧力をかけている……いわゆるネット民の『実力行使』です。
彼らは自分の行為が義憤に駆られた正しい行動だと信じて疑わないでしょう。ただ、個人情報を公に晒したり関係各所に大量の「電凸」を行い業務を妨害する行為が果たして正義なのでしょうか? 私には不適切動画を投稿する連中と「同じ穴のムジナ」にしか見えないのですが……。
怖い世の中です。なので私は、自分の考えを主張するこの「エッセイ」というものを書く気が失せてしまいました。
ここまで読んでいただき本当に申し訳ない。
実は毎回、投稿するこの瞬間が恐怖なのです。次回は、この恐怖を克服する「自分なりの答え」を書きたいと思います。




