臨機応変態
1年間という期限付きで連載を始めた「女子高の問題教師と40人の変態たち」ですが、最初から現在掲載中のストーリーで書き始めたわけではありません。
もちろん全体的なストーリーと最終話、つまりオチは連載前から考えていたものと何ひとつ変わっていません。ですがH組の生徒1人1人が登場する個別の話は、当初の予定(連載前に考えていた40話分)とは半分くらい内容が変わっています。つまり「ボツ話」が多く存在します。
例えば「金井 虹」、当初は合唱コンクールのピアノ担当という設定で「いい音が出せない」と悩み「私が欲しいのはこの音です!」と黒板に爪を立て不快な音を出して若彦を苦しめる……という話でした。
でも実際に書こうとしたら「黒板に爪」以外にいいアイデアが浮かばず、オチもイマイチだったのでボツ! ちょうど梅雨入りシーズンだったのでカタツムリ好きの生物部員……という話に変更しました。
他にも「榧ノ木 操」、当初は自作の「恥ずかしいポエム」を若彦に披露して羞恥プレイを楽しむ変態という設定でしたが、私自身にポエムを書く才能がないためボツ! 代わりに潔癖そうに見えて実は変態という「絶叫女」に変更……こんな感じでストーリーは「無理」と感じたり「もっと面白い話考えた!」と思ったらその都度変えていきました。
連載中、新たなキャラクターも設定しました。誤字脱字チェックをしている妻から連載の序盤で「黒幕」を言い当てられ……。まぁ当初はバレてもいいつもりでいましたが、黒幕がわかった状態で1年間の連載は読む方も飽きるだろうと思い急遽「かき回しキャラ」を追加しました。
そういえば……執筆中にオチが突然思い浮かび、追加や変更をしたことも結構ありました。代表的なのが「鴨狩 紬」の回です。
当初このオチは下品すぎるため正直書くかどうかギリギリまで悩みました。でも今までのオチは若彦が一方的にやられて終わり……というパターンでしたが、この回は生徒が「自爆」するという初めての展開。40話以上もあるのでたまにはこういう展開もいいかな? と思いこのオチにしてみました。
まぁ紆余曲折ありましたが1年かけて無事完結できました。これも連載前にしっかりとオチ(ゴール)を決めていたので、どんなに話が脱線しても目標に向かって軌道修正できたからだと思います。
この作品は現在修正中ですが、よろしかったら読んでみてください。ただし下ネタが多すぎるのでR15の設定です。
ここまで読んでいただき本当に申し訳ない。次回は、短編を書いたときに起こった「ある出来事」の話です。




