勝手に支度されてたんですが
少し長くかいてみました!ご指摘ありがとうございます。まだまだ慣れていないのでこんな長さですが、これからもよろしくお願いします。
※プロローグと話が被っています。ただ所々違うのでお楽しみいただけると幸いです。
コンコンコン
「アルフィです。何か用ですか?」
「ああ、入ってくれ。」
中からライルの声が聞こえてきた。
私何かやらかした?いやいや、見に覚えがない。
ま、まぁ取り合えず……
ガチャ
「失礼します。」
「お義父様おはようございます。」
「おはよう。」
場に沈黙がおこる。──────────────
えっと?この沈黙はなんだ?いやあのちょっと嫌な予感が──
「え、えっと、それで用は」
沈黙に耐えきれず、用事の話に移そうと再び用事を聞く。それを聞いたライルはニヤッと面白そうに笑った。
「突然だが……アルフィ、近々ロイダート学園に行ってくれ」
ロイダート学園にイッテクレ?ロイダート学園……え、ロイダート……
「へぁ?」
はぁ?と言ったつもりがへぁ?と変な声が出てしまった。
「ん?どうした?心配か?大丈夫だお前ならできる、申し込みもしてあるからな。」
いやマテマテ、ぜんっぜんそんなこときいてないぞ、そう言うのは普通本人と話し合ってするものでしょう!?しかもロイダート学園と言ったら私も知ってる有名な所で、確か冒険者を目指す人や貴族の跡継ぎとかの人がたくさんいるとこだったような気がするんですが!?一人で進めないで!進まないでくれ!これは夢だな、たぶんまだ起きてない。うん。
「……いっ!」
夢だと思いつつライルに気づかれないように足をつねってみたが、当然痛かった。
ああ、ジーザス
「行ってきてくれるな?」
ライルが、ニッコリと笑いながら聞いてくる。
いや、行かなくて良いなら行きたくない……
すみませんでした、ウソデスだからそんな冷ややかな目で見ないでください、怖いので!
だか、ここで引いては私は学校に入学───いや、私の平穏な生活がかかってるんだ!しかも
今の私がどれだけできるのか、あのライル氏との訓練ではわからないし、魔法なんてお母さんのしか見たことなしから基準が全然わからない、もし学園でなにか目立つことをしたら注目の的だ。
不思議そうな顔をつくって首をかしげる。
「ライルお義父様」
「ん?」
相変わらず笑ってままだ。
「私が剣も魔法もほとんど出来ないのはご存じですよね?」
いってる自分が自分の実力を知らないが…………取り合えず抵抗「あぁ」をってはやっ!躊躇いないよね!?
「では、私が行く必要はないと思いますが?むしろ、お金のむだになってしまいますよ?」
「いや、お前は推薦だから大丈夫だ。」
ス、スイセン?どのスイセンだ?
「私、花じゃないで……す……。」
そんなバカを見るような目で見ないでください!空気が冷たい…いや、分かってますよ!?分かってるけど……推薦!?
コンコンコン
「ライル様、ユーグオンでございます。」
グオン?そういえば私の部屋で片付けしてくれていたから置いてきたな。
「入っていい」
「失礼いたします。アルフィ様の準備が出来ました。」
ん?
「そうか、ご苦労だったありがとう。」
んん?
「あの?準備ってもしかして。」
ま、まさか
「グオンにロイダート学園に行くために支度をしてもらった。」
「いかせる気満々じゃないですか!」
グオンもグルだったのか。でも支度してあると言っても私か必要なものとか私にしかわからないだろ!後で確認を…………って私流れで行くことになってる?!
「ハァ」
これは、ため息もでるというものだ。
「おや?どうしたのですか?ため息などついて。大丈夫ですか?」
「そんな笑いつつ聞かれても、全然心配されてるように聞こえないです。」
大丈夫ですか?といいながら笑ってるグオンに突っ込む。
「シーナ嬢のことの代わりのつもりで……な?」
うっ、確かに、シーナさんのとき私必要なかったけど。
しょうがない、行くしかないか。
「分かりました。行きます。」
アルフィが振り回されっぱなしです(苦笑い)
頑張って!




