訓練終了
……前にアルフィが恋愛(?)をするのはないと言ったのですが、今悩んでいます!
「さあ、始めようか?」
ぐむむ……剣は使えるんだけども……あのクs──盗賊達としか戦ってないし。
魔法……は、あ、使わなければいいのか。使えって言われてないしな。
けど私がどのくらいできるのか分からない。
ど、どうしたものか。
「ん?どうした?剣の使い方は、知らないか?」
葛藤しているアルフィに勘違いしたライルが話しかける。
違う、いや違うんだ。あえているなら知ってるから困っているのであり──知らないと答えれば──駄目だ、結局訓練はするだろうし。完全に怪しくなる。
と、言うことは。
「知ってます!少しおしえてもらったので!」
結果
もうやけくそだ!
「何をそんなに怒ってるんだ?」
盗賊と戦ったときは怒りで良くわからなかったけど、とりあえずお父さんの練習したときの半分くらいの強さでやってみるか。
「いきますよ」
どっからでもかかってきていいと言ったので、返事を待たずに切りかかる。
正面から切りかかったアルフィの剣とそれを受け止めたライルの剣が交わり鈍く音をたてる。
「…………ふむ、では私も動くぞ。」
半分でしてみたけど……ライル氏余裕そうだな。ライル氏鍛えてそうだし強そうだから本気でやっても無理そうだけど。
そんなことを考えながらもアルフィは、ライルの剣を交え、流したりわざと当たったりとしていた。(模擬戦用の剣で切れないけどこれが何気に痛い)
そんなことが普通ライル相手にできないと言うことはアルフィには、知らない話し。
そんなこんなで、ざっと二時間ほどライルとアルフィの攻防は続いた。その二時間ライルはほとんど動いていなかった。
「はっ、はっ……ぁ。」
「どうした?もう終わりか。」
さすがに、体力が持たないでしょ?!いつまでやらせる気なんだ!
だけど……ここで無理だといったら私が負けた気がする。それは悔しい。せめて大きく動かしたい。
「い……え、まだまだ、ハァハァっこれからです。」
そういってまた切りかかる。
結局訓練が終わったのは私が疲労で倒れたことで終わった。
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ライルが倒れたアルフィを抱える。
「ライル様、ほどほどに。」
そんなライルを呆れたようにグオンが見る。
「つい……な、それにしても見ていただろうアルフィの剣さばき。」
アルフィが起きていたら、ついなで片付けられてたまるか!と思うかもしれないことをさらりと言って、さらりと終わる。
「はい、それに若干ですが魔力を感じました。おそらく身体強化魔法……でしょう。」
二人ともまさかアルフィがあんなにも小柄で、剣を振れるとは思っていなかった。
教えてもらったことがあるといっていたが、アルフィの父親だろうか。
「グオン、とりあえず今日は、終わりだ。」
そういってアルフィを抱き抱えたままリビングに向かった。




