間話
そう言えばなんでアルフィが自分が戦いが得意なのか、ライルに会う前とかを書いてないとあまりわからないのに気付きました。
すみません!
残酷な描写があります。苦手な方は、とばしてください。
R指定になるのかな……
ある日
「アルフィ、そう言えばどうして初めてあったときあんなとこでふらふらしてたんだ?」
話すきっかけは、ライルのふとした一言。
「あー…」
「……いや、話したくないなら言わなくていい。」
ん?話したくない訳じゃないけど、悩んでるのがそういう風に見えてしまったのかもしれないな。
「いえ、そういう訳じゃないので話していいですよ、どこから話しましょうか、んー…じゃ、私がふらふらしていた少し前から。」
「わたしの──」
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少女のいえは、お金持ちではなかったが夫と妻そして少女の三人平和に暮らしていた
「おはよう、アルフィ朝ご飯出来てるから、顔洗っていらっしゃい。」
少女より少し濃い色の青の目に緩くウェーブがかった茶色の髪のおっとりとした女性───ルフィアが少女へ、にこやかに話しかける。
「おはようお母さん、じゃー顔洗って来るね。」
少女は、母親譲りのやや薄い水晶のような目を擦りながら答える。
「はははっ、眠すぎて水道に頭ぶつけるなよ?」
少女と同じ…こちらは髪色で、青みがかった黒で耳の上らへんまで切った髪に真っ白なキラキラと輝きを放つ目のぱっとみ冷たい印象を持つ男性――ディランが、柔らかく少女に話しかける。
「むむっそんなことしないよ」
少女は、少しムスッとした顔で(周りからはあんまり表情はわからないが)言う。
「ははっ!そうだな、アルフィは聡い子だ、そんなにムスッとしないでくれ、それと、おはようアルフィ。髪、とかしてきな」
少女は、それほど怒っていなかったようで、もう期限がなおっていた。
「おはよう、お父さん。あ、髪ボサボサだ」
少女は、父親譲りの青みがかってはいないが黒い自分の髪に触れる。
そして、洗面所へと向かった。
彼女は、いや、彼女達は知らなかった。この日の夜この平和な時間が崩れることに……
がたっガタガタ
「きゃぁぁ!」
ガシャン!
「うるせぇ!動くな、この女がどうなってもいいのか!?」
「くっ、ルフィア!」
「んっ……?」
夜、少女が騒がしい音で目が覚めた。
「お母さんお父さん?それと…………」
少女は、一人で2階で寝ていた。いつもは両親と寝ているが、来るのが遅いのでいつもはじめは一人で寝ていた。
「知らない人の声?」
少女がハッキリと目が覚め、下へ降りていく。
「お母さん?お父さん?」
したに降りた少女が見たのは、ルフィアとディランと知らない男が二人、一人はルフィアの首にナイフ突きつけている、そしてもう一人は、人質がいるため動けないディランに切りかかっていた。
「アルフィ!?来るなっ!逃げっうっ!がはっ!」
ディランが腹を殴られ動けなくなる、その体や服には、傷が出来ている。
「がっ」
ディランが男が持っているナイフに刺され倒れる、じわりと床に朱が広がる
「あなた!アルフィ!逃げて!早くっ!」
ルフィアは、涙を流しながらも意識を保ち子どもを逃がそうとしていた。
「おい!相棒!その子どもも捕まえろ、母親とは違った整った顔をしてる。」
男がニンマリと笑って少女の方を見た。
「おう」
そう言うと、ディランを刺した男が少女へと向かい手を伸ばす。
「アルフィ!逃げてなさいっ!ああっ!」
暴れたルフィアの髪を男が引っ張る。
「うるっせぇな!これ以上暴れたら殺すぞ!」
「お、母さん?お父さん、お父さんが?倒れて」
少女は、見たことが信じられず呆然としていた。
「逃げて!逃げて!うっ!」
ルフィアは、脅されてもアルフィに逃げるよう叫び、男に小さな火を放つ。しかしその言葉は男の持っているナイフによって終わる。
「お母さん!」
アルフィは、やっと呆然としていた状態から覚める。
「そんなちっこい火効かねぇよっ」
火を放たれた男が手で払って火を消す。
「ったく、手間かけさせやがって、売れなくなったじゃねーかっ。せめてこいつは持ってくぞ!」
男とその相方がアルフィを捕まえようとしてくる。
「あ、ああ、あああぁアアアア、ぅアアアアアアアア!!!!」
少女が泣き叫んだその時、少女周りにぐるぐると風の流れができる。
ごく稀に、隠れた魔法の資質を多くもった者が、何か衝撃的なことをきっかけに、その魔力が爆発的に表に出てくる。
少女には分かったことではないが、今その事が少女に起こっていた。
「な、なんだ!」
「おい、やべぇんじゃねぇか?」
「逃がさないっ」
少女は、男が持っていたナイフを素早く奪い取る。
ディランは、剣がとてもうまかった、よく少女は、ディランに剣を教えてもらっていたためこの少女も、剣を自由に使うことができた。
ルフィアは、魔法が使えた攻撃魔法は使えなかったらしいが、いつも使っていたのは、生活する程度の威力のもの。少女も魔力を持っていたため魔法の使い方をルフィアに教えてもらっていた。
二つとも少女は、両親と同じくらい、いや、それ以上の素質があった。
「たぁ!」
少女の魔力の上昇により、生活するていどの威力の魔法は、人を倒せるほどになっていた、
風を剣にまとわせ、峰打ちを二人に叩き込む。
そして、少女は逃げた。どこに行くかもわからないまま。
少女に殺すと言う選択はなかった、それでは、この盗賊達と同じになってしまうと、決して、それだけは嫌だと思っていた。
そのあと、次の日の夜ライルとあったときは、一日なにも食べていなかったため、力が出ず助けてもらったすぐ倒れた。
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夜に騒がしいと思い心配になった隣人が騎士団に通報していたらしく、朝騎士がやって来て調査をしていた。
「死亡者は二名、一人はディラン、もう一人は、その妻ルフィア。軽傷は盗賊二名気絶しており意識がありません。おそらく、このお二人を殺したのは、こいつらでしょう。あと魔力を感じますね、かなり強い。」
若い騎士が隊長に報告する。
「ディラン、お前が死ぬとはな。」
隊長は、しらないが、ディランは、自分が昔騎士団に所属していたことをアルフィには伝えなかった。ディランは、なかなか腕のたつ方だったのだが、そのディランが盗賊にやられるのはおかしいと首を捻っていたが納得する答えにたどりついた。
「人質か!卑怯なっ」
隊長とディランは、昔仲が良かった、今でもたまに飲みに行っていたほどに。
そんな彼が殺されたことが悔しく、拳を握りしめ涙を流した。ディランと交流があった他の騎士も悲しそうにしていた。
ルフィアは、優しく聡明であったことから良く周りに好かれていた。
そんな二人の死をみんな悲しんだ。
しばらくし、ようやく切り替えられた隊長が調査に戻る。
「そう言えば、ディランには一人の娘がいるときいていたんだが。」
「そうよ、アルフィちゃんがいたわ。」
近くにいた中年の女性が話す。
「家のなかに強い魔力が残っていた、巻き込まれていたければいいのだが。どうか、無事でいろよ。」
騎士もは、祈るしかできなかった。
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「とまぁ、こんな感じですね。」
アルフィがライルにした話は魔法や剣のことは、隠した、話す必要もないと思ったし何より面倒になると思ったからだった。
「………………そうか、嫌なことを思い出させた。すまない。」
ライルが申し訳無さそうな表情で謝る。
「いえ、大丈夫ですよ。ラ───お義父様に拾ってもらっ──頂いて良かったです。本当にあのときは助けてくれ───頂いて、ありがとうございました。」
しっかりと目を見て感謝の気持ちを伝えた。
「ああ、私もあのとき、お前を助けられて良かったよ。」
何か長くなってしまいました!間違えていそうで怖いです。




