登場?
思ったより長いです!
探検しようとまずは、部屋の外に出る
探検するとは言ったものの、どこに行きたいとかないので、適当にぶらつくことにして歩き始めた。
「ちゃっちゃっちゃららららん」
意味不明な歌を歌いながら。
家のなかは、貴族みたいなきらびやかさはなく、落ち着いていて居心地が良かった。(まぁ、私が知ってるような普通の家よりはでかいな。)
「……………………………」
およそ、10分程でいえのなかを大体見て回ることができた。が、ふと気づくと
「あ、あれ?ここはどこだ?」
迷子になっていた。
ぁぁぁぁぁーやってしまったー、何で道確認しないてどんどん進んでしまったんだ……。
うぅーん、どうしたものか……ここは、階段上ってきたから二階だったはずだな。
ライル氏は…(いないときはまだ、ライル氏とよんでいる)さっきどっかに行ったっけな。自分の部屋にでも行ったのかな?そんなことはどうでもいいけど、確かライル氏の部屋は一階だって聞いたな。……完全に迷ったー!
アルフィは、方向音痴であった。
そんなこんなで、うーんうーんと悩み回っていると。
「おや?お客様でございますか?これは珍しい。」
何やら見知らぬ声が、聞こえてきた。
振り向いてみると、燕尾服を着た執事のような人がが立っていた。
けっこう近くに……
「ぉわっ!」
「おや失礼、驚かせてしまったようで。」
彼の目が
「い、いえ大丈夫です。」
気を抜いていたからかもしれないが、突然後ろにいたので驚いた。
彼の髪はブロンドでウルフカットにしており、右側だけを後ろに持っていくようにピンで止めている。瞳も髪と似た色で、髪よりも暗い色合いの
金色だ。
「私は、ユーグオンと申します、呼び方は、ユーグオンと言うのは言いにくいと思いますので、グオンとお呼びください。それから、ライル様に仕える執事にございます。お見知りおきを。」
ピシッとしかし優雅に礼をした。
確かにユーグオン氏は言いにくい。
「グオン氏『あ、グオン氏も言いにくい』、よろしくお願いします。あっ、私は、アルフィです。ここで娘としてお世話になることになりました。」
私も、優雅に(そう心がけて)礼をする。
急に娘とか、たぶんワケわかんないだろうな。
「そうでございましたか。どうぞ、これからよろしくお願いします。お嬢様。」
「えっ?あ、あの?」
ワケわかんないだろうな、と思っていたのでその反応は予想外であったため、つい゛えっ?゛と言ってしまった。
「何でしょうか?」
「疑問にならないんですか?」
「何がでございますか?」
「え?あ、その、急に娘とか言われて何か驚かないのは不思議だなと思いまして……。」
あまりに、何ともない顔をしているので、こちらが戸惑う。
「そんなことはございませんよ、執事は、いかなるときも冷静に…主に従う…まぁただ従うだけでないですが。従うだけなんてつまらな──ん゛ん゛!時には主を止めるのも執事の勤めにございます。」
と微笑んだ。
何かいま執事としてあるまじき宣言をしようとしましたね?何かライル氏に性格にてるような気がする……気のせいであってほしい。
「そ、そうですか。」
「ところで、こんなとこで回っていてどうしたのですか?」
「……迷いました。」
グオン氏は、面白そうに笑って。
「さようですか、案内いたしましょう。と言ってもまだアルフィ様のお部屋は存じ上げておりませんので。何処からなら、分かりますか?」
「浴室かリビングからなら。」
「分かりました。」
こうして、ユーグオンと共に歩き始めた。
~歩き途中で~
「それからアルフィ様」
「はい?」
「私のことは呼び捨てで構いませんよ?」
「え?」
「先程、グオン氏、と言いづらそうでしたので」
「ばれてたんですか。じゃあすいません、グオンと呼ばしてもらいます。」
「ええ。」




