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キスゲーム  作者: 天無 冷斗
二人の主人公編
20/32

第二十話【神獣VS主人公③】

「無力?主人公が無力なはずがない!!」

尾上おがみ青鈴あおすずが言った事を否定した

『だったら俺が見してやるよ…主人公だとかそんなん全部関係ねーってのをな!』

「見してやる?何を言っている貴様も主人公だ貴様が勝ったところで主人公が有力なのに変わりはなっ!!」

尾上はいきなり壁にぶつけられたそれもエレベーターの横の壁まで

『俺は主人公じゃねぇ!普通の一般人だ!』

青鈴はそう言ったが尾上は聞いていなかった何故ここまで一気に吹き飛ばされたのかそれが不思議で仕方がなかったからだ

「(いや考えるのは辞めだ…コイツは殺さなければ…主人公の補正事態が壊される!)」

尾上は立ちあがった

「ふぅ…主人公が無力?笑わせるな…殺す…殺す殺す殺す殺す殺す殺す…絶対に殺す…」

『んだぁ?ブツブツ呟いても何も聞こえねーぞ?』

「『神獣変化:狼』……………獣神変化…」

尾上の体は化物へと変わった

『はぁっ!?何だよありゃあ!?人間じゃねぇじゃねぇか!!』

「神殺し…開始…」

尾上は青鈴の目の前へ0.3秒近くの速度で移動した

『!?』

「引き裂く…裂き乱れる…乱舞…」

尾上は青鈴の体に爪で次々に傷をつけていこうとした

『ぐっ…うざってぇ!』

青鈴は尾上にデコピンをした

だが尾上はまた壁にぶつかるということはなく少し後ろに引き下がっただけだった

「無駄…邪魔…消えろ…」

『うるせぇよっ!』

青鈴は尾上の腹にパンチをした

「無駄だ…」

『効いてねぇ…?』

尾上は平然と立っていた




「無駄だと言っただろっ!」

『じゃあ鎌ぶつけりゃあ終わりじゃねぇか』

青鈴は一瞬で壁に埋もれていた鎌を取り出し刃の部分を尾上に投げつけた

「くらうとでも思ったか?」

尾上は鎌の刃を手で掴むように止めていた

『やっぱこんぐらいじゃ終わらねーか…』

「主人公補正開始…」

尾上は先ほどと同じ様に青鈴に近づき攻撃した。だが今回は青鈴はダメージを食らった

『!?何でだ?ダメージを食らう記憶は奪ったはずじゃ…』

「主人公補正の前では無意味だ」

『主人公補正…ね…じゃあその主人公ってのを忘れさせてやるよ!!』

青鈴は神の能力で何かをしでかそうとした

「なっ!貴様止めろ!!」

尾上は慌てて止めに入った

『なーんてな』

止め入った尾上の目の前に青鈴が手を向ける

『コイツで…記憶ぶっ飛びやがれぇぇぇぇぇぇぇぇ!!』

青鈴は尾上に止められた鎌の刃を掌から出した






















逝見ゆくみサイド


「あーあ終わっちゃったかぁ~」

「そうだな主人公サマの記憶も奪われて中身0の人間にでもなるんだろうよ」

「え?」

逝見は聞き返した

「は?」

倉田くらたも聞き返した

「え?いや中身0の人間って?」

「だから記憶奪われて中身が真っ新に0になるんじゃねーのかよ」

「あーその件ならむしろ50から×2するぜ?」

「どういうことだ?」

「覚えてないのかい?青鈴君の鎌を作ったのは僕だぜ?小細工の一つや二つはしてるさ」

「じゃあどんな小細工してんだよ?」

「それはね…」

逝見は10分ぐらい溜めた

「早く言えよこの厨二病野郎殺すぞ?」

「あーごめんごめん倉田君の忍耐力を確かめたくなってさ」

「こんな時に確かめてるんじゃねよ!」

「それじゃあ種明かししてあげるよ。実はねあの鎌は尾上君を攻撃するときだけ記憶を取り戻せるようにしておいたんだよ」

「つーことは…」

「化物ヒーローの時の記憶が蘇ることになる」

「それはマズくねぇか?さすがにアイツが相当強いのは俺でも知ってるぞ?」

「それだから面白いんじゃないか倉田君。君はRPGとかそこらへんのバトルゲームをしたことあるかな?」

「あぁ?そんぐらいあるに決まってんだろーが」

「それと一緒さ。強い敵がいればいるほど断然燃えてくる。違うかい?」

「はっ…俺にはわかんねぇな…簡単にねじ伏せれば楽しいしな」

「それだから犯罪者になっちゃうんだぜ?ってあー読者には言ってないからご了承を」

「読者?誰だ?」

倉田は質問した

「あはは…倉田君はわからなくていいよ」

「そうか」

「それより尾上君の記憶も戻っちゃったことだし僕はこれから用事があるから出かけてくるよ」

逝見はそういうと自分の能力でワープした













『これで倒したか…』

青鈴は疲弊していた

『(だけど何だこの世界全体が止まってるような変な感覚)』

青鈴には変な感覚が今現在あった

「やっほー青鈴君。逝見 心負しんまだよー」

青鈴の名前を呼んだのはここにいるはずのない逝見だった

『逝見…』

「いやー大変だったねぇ尾上君を倒すのは」

『何しにきた…』

赤熊あかぐまちゃんの蘇生さらには君や狐火きつねびちゃんさらにさらに尾上君の回復さ」

『助けに…きたのか?…』

「うんそうだよーこんな悲惨な事態に手を差し伸べるだなんて僕って優しいなぁ♪」

『それなら早う直してくれ…』

「OK…この場に負傷者がいるって幸せだなぁ」

青鈴達の傷は全くなくなった赤熊もそこに転がってこそはいたが寝ているだけだった

「あーそうだそうだ青鈴君」

『何だ?…』

「君の鎌にちょっと細工させてもらってね尾上君を斬るときだけ記憶を取り戻せるようにしておいたんだ」

『じゃあ倒せてないってことに!?』

「はははそれは誤解さ。なんせ僕が尾上君の幸せな記憶を奪ったんだ。だからちゃんとHappy endさ」

『じゃあ尾上がこうなってたのって…』

「そう。僕の仕業さ」

『逝見ぃ…』

「へぇ君はさっきまで敵だったヤツの為に怒ることができるんだねそりゃあ素晴らしい主人公の器だ。あ、そうそう器で思い出したけど君が人の器を超えて神になったのも直しておいたぜ?」

『何でだ?…』

「だってそんな風に戦ってたらいつか僕みたいになるぜ?」

『お前みたいってどういう―――


「まぁとにかくHappy endなんだから喜んどいたほじゅがいいと思うよー?」

逝見はそのセリフを吐いて消えた

そして尾上と青鈴の戦いは終わった


この話で二人の主人公編は終了です。次回からは水川が主人公のお話が始まります!!お楽しみに!

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