第十九話【神獣VS主人公②】
怖い今すぐにでも逃げ出したい。そんな思いもあったけど逃げちゃいけないそれはわかってるだから俺はコイツと戦う死にもの狂いでもそしてなんとかして奪うコイツの記憶を
「どうした?攻撃しないのか?先手を与えてやろうと思ったのだが?」
『言われなくてもしてやんよっ!』
俺は自分の鎌を尾上に向かって振りかざした。全力で。
だけれども戦闘の経験からして尾上とは格差も差別も別離されてるもいいぐらいの実力差があった。
それは振りかざした鎌が吹き飛ばされさらに壁に突き刺さった刃をむき出しにして。
「そんなものか?主人公」
『んなっ……』
「それじゃあいかせてもらうぞ」
俺は鎌が突き刺さった方向へと走ったまた全力で
いや全力で戦わなければ殺されるそんな恐怖も混ざりつつ走った
「フン…無駄だ…」
自分に何かが突き刺さる感触があった
自分の体を見ると腹に尾上の『神獣変化:狼』の武器であろう鍵爪が自分の腹に刺さっていた
『そんなっ…どん…だけ…リーチ長…い…んだよ…』
「濫真!!」
血瑠璃は青鈴の名前を言った
「言っただろう神に逆らえば死ぬと」
尾上はそう言いながら青鈴を壁に突き刺した。鎌が突き刺さっている場所と同じ場所に
「この!狼ぃぃぃぃぃ!」
血瑠璃は尾上に殴りかかろうとした
「邪魔だ!」
尾上は血瑠璃の頭に使っていない左手の爪を突き刺した。もちろん頭に突き刺さったため死だ。
「尾…上…」
「こんなものか主人公は、しまいにはヒロインを殺させるなんて主人公失格だな」
『あ?』
青鈴が怒りの籠った声で言った
「な、何で貴様が生きている!?壁に埋もれるほどに突き刺してやったのに!?しかも無傷で!!」
青鈴の服装などその他もろもろには一切外傷などは見当たらなかった
『ダメージを受けれる記憶を奪った』
「………」
『ヒロインを殺させただぁ?主人公失格だぁ?るっせーぞ!!!血瑠璃を殺したのはテメーで俺はまだ主人公だ!』
「それは甘えだ。貴様がヒロインを守らなかったから死んだのだ」
『だとしても俺は救い出す。血瑠璃も…お前も!』
「全ては無駄だ」
尾上は爪を青鈴に振りかざした
『テメーの攻撃の方が無駄だ』
青鈴は尾上の爪を手で掴んでいた
「貴様本当にダメージを!」
『あぁついでにテメーみてぇなチート能力も作らせてもらったぜ』
「作る?貴様の能力は奪うだろう!」
『人の器ってことを奪った』
「なっ……!」
『しかもどうやら俺は本当に運がいいみてーで人の器じゃないカミサマになっちまった』
尾上はこの瞬間敗北をイメージしてしまった
『だからよぉ…俺の前ではお前なんて無力なんだわ』
「無力?主人公が無力なはずがない!」
あえてキリの悪いとこで終わらせてます。そうえす。焦らしです。




