第十二話【九十九の人】
「何か武器になるもの…」
血瑠璃は路地から抜けた後武器を探し回っていた
血瑠璃は壊された家の一つに入った
そこにはスコップであったであろうものがあったなぜならそれは鉄製だったため棘の付いた球体状のものになっていたのだ
「危なさそうだけど…使えるかも…」
血瑠璃はそのスコップを持って行き
どこか隠れられる場所を探していた
倉田が来たときに不意打ちできるようにだ
その不意打ちする相手の倉田は
「オラオラぁ!出てこいよお嬢サマぁ!」
家を破壊しつつ血瑠璃を探し回っていた
「つーかもうめんどくせぇななんとかして一発で殺す方法は…ねぇか…」
倉田は頭を掻きながら気怠そうに言った
「ったくよーイラついて仕方ねぇぜ…」
そんなことを言っている倉田の前に狐の面を被りコートを着た人物が現れた
「あ?まだ死んでねー奴がいやがったのかよ」
「死んでねーとはヒドイかもしれないかもしれないからさっさと自殺してくんないか?」
その面を被った男は臆することもなく逆に挑発するように言った
「あららヒドイこと言っちゃったこれ治んないかな~1ヶ月前からなんかヒドイ事しちゃったりするんだよな~」
「知らねぇよモブキャラがぁぁぁ!」
倉田は手に持っていた金属バットでその男を殴ろうとした
「!?」
だがその金属バットは先の方から壊れていった
「どういうことだコリャ…」
「なーんかどうやってもヒドイことしか起こんないんだよなぁ~だからそのバットは自分から自殺して壊れたんじゃない?」
「テメェも逝見から何かの能力もらってやがんのか…?」
「逝見?誰だいそれ?そんな人この世で一度も見たことないよ」
「じゃあ何だその能力は!?逝見が言ってた化物側の人間か!?」
「んーそういや仲のいい刑事さんからさこのヒドイことが起こるのを『悪逆無道』って言われたよそれが化物側かは知らないけど~?」
おかしいと倉田は思った。逝見は物語の先を見ていたそしてそれを倉田や中里、沢木などに伝えていた物語はこう進んでこんな人物がでてくると。
だがその中に『悪逆無道』という言葉が入るような人間はいなかった。
「あれーどうしたの~?黙り込んじゃって」
「おかしい…」
「ん?」
「おかしい…テメェみてーな奴が物語に登場していたはずがねぇ…」
「んで?どうしろっての殺してあげようか?」
「逝見ぃ!どうなってやがるコリャあ!」
倉田は叫んだ
すると倉田の横に逝見 心負は現れた焦ったような顔で
「倉田君ちょっと黙っててもらえないかな…」
逝見がそう言うと倉田は気絶した
「えーと誰?アンタ?」
狐の面を被った男は言った
「あははは…予想してなかったよっていうか狂わされたよ…九十九側の人間がここに現れるだなんてねぇ…三野 薫君…」
「九十九側?それと何で俺の名前しってるの?死ぬの?」
「とりあえず帰ってくれないかな…物語を狂わせたくないんだ…君はここにいるべき人間じゃない…」
「やだなぁ…変えるって言っても隣町だってのに」
「いいから!早く帰ってくれ!じゃないと僕のほうから物語を狂わせることになる!」
「はぁ~ゴメンね…俺が関わったら何もかも悪い方にしかいかないんだ…だからそれも悪くなって帰らないよ」
「はぁ…仕方ないね…ちょっとぐらいのズレなら修復可能かな…」
「えーと戦うの?」
「君が抵抗するなら」
「じゃあしてみようか」
三野VS逝見
倉田と血瑠璃を置いてきぼりにしての戦いが始まる
九十九側の人間とは活動報告のキャラ名であった三番目の???の題名の一部です。まぁネタバレすると【九十九ノ謎ノ箱】なんですけどね




