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番外編 香り1

土曜日の午後、天気は晴れ。なのに、ユリは少し寂しかった。

浜崎が、浅野先生の仕事の手伝いに行ってしまったのだ。先日の【貸し1つ】だという。


浜崎とユリが初めてシた、翌日に教室で女子に囲まれて詰め寄られていたところを浅野先生が助けてくれて【貸し1つな】と言われていたのだ。


『はぁ…、思い出したけど、やっぱり恥ずかしい…』



ユリは部屋の掃除をしながら独り言た。




昼食を桜たちと一緒に賑やかに食べ、部屋に戻る。

いつも一緒にいる浜崎がいない、どこか寂しい感じがする部屋。


ユリは本当に寂しくなって思わず浜崎のベッドへと座り、ポフン…と横になった。

浜崎がつけているコロンの香りがして


『浜崎…』



少し落ち着いて安心したユリはウトウトと浜崎のベッドで寝てしまった。

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