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番外編 実家に帰るから

『実家に帰るから!』




朝ごはんの後にユリが言った。


『ちょっと待て、俺なにかしたか?』

『…してないけど、もう僕、恥ずかしくてヤダって言ったのに!』




目の前でドアが閉まった。


なにが!? なにもしてないのにどうして実家に帰るってなるんだ?



______________


ピンポーン…


『はい』

『桜ちゃん、僕』



ガチャリとドアが開き、桜が姿を見せる。


『どうしたの、ユリ。』

『僕、…しばらく泊めて…』



俯いて顔が赤いが、泣いてはいない。


『わかったわ、おかえりユリ』

『桜ちゃん』



桜はユリをギュッと抱きしめた。


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