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四天王ガックリ

何故か、ゼシルたちが揃って天を仰いだ。


『ユリよ、兄上が今日から闇の王となった。これで良いかの?』

『はい。ありがとうございます。』



ユリが頭を下げて礼を言った。


『たぶんですけど、お仕事で忙殺しちゃえないかな?って思ったんです。王っていうくらいだから分刻みで仕事があるのではありませんか?』

『うむ。余の睡眠時間は4時間だ。』



『はい? 絶対体に良くないですよ、ゼロ。ちゃんと寝ないと貧血になりますよ。』



珍しくユリが説教モードになった。


『しかしの、余が寝ると支障が出てな、四天王がてんてこ舞いになるのだ。だが、今日からグッスリ眠れるの。ユリよ感謝するのだ。』



ゼロが晴れやかな顔をしたのに対し、四天王がガックリと項垂れていた。



ああ、仕事が増えるから、ゼシルのヤツがゲッて言ってたのか。

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