↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
7/93

絵になる弟

『うーん、さすが我が弟、絵になるわ』



桜が満足そうに呟き、カグラとニコニコしている。


『はっ? お、降ろして浜崎!』

『はいはい、あまり俺から離れないようにな。』



ユリを降ろしてやった。また、ユリの顔が赤い。可愛いなぁというのが正直な感想、口に出したら逃げられるから言わないけど。


『危なかったわね。まさかクラスメートのなかに、闇の王の配下がいたなんて』



カレン姉さんとグラフィットが駆け寄ってきた。


『俺も気づけなかった。俺の失態だな』

『もう少し、ユリくんの周囲に気をつけましょう。』

『エレーナ姫から、少し魔力を貰って身に付けられないか? ペンダントとかどうだ』



グラフィットが提案してきた。良案だと思う。


『ユリ、ちょっと来てくれ。』



ちょっと間を空けて、ユリが俺の側に来た。


『グラフィットが提案した、お前の魔力を少し貰って身に付けるという話、了承してもらえないか?』

『うん、大丈夫だよ。でも僕はどうすればいいの? 魔力なんてよくわからないし』



ユリが首を傾げている。


『大丈夫。少し目を閉じてくれ』

『…?』



素直に目を閉じた。

俺は、ユリの唇にキスをした。


『!…んーっ…て何するんだよ!』



真っ赤になって、俺を押し返した。


『魔力を貰ったんだ。唇からが1番手っ取り早かったんだよ。落ち着け、ユリ。あまり動くと…』

『ぅ…っ』



ユリの体がフラりとよろめいた。初めての魔力譲渡で、体が追いつかなかったようだ。

慌てて、ユリを抱き上げる。


『グラフィット、保健室のベッド借りるぞ。カレン姉さんも来てくれ。ペンダント作るから』

『ユリ!』



桜とカグラ、秋元、千田が心配そうに見ている。


『少し横になっていれば回復する。ついてくるか?』



4人とも頷いて保健室についてきた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。