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襲来2

『エレーナ姫さま、初めまして。闇の王の四天王が1人、フォルテと申します。闇の王の命により花嫁として、あなた様をお迎えにあがりました。』


『は、花嫁…? 僕が?』

『アハハ、性別なんて些細なこと。闇の王はあなた様の魂を欲しておられるのですわ。』


(ヤバいことになった、早くユリを取り戻さないと)



俺は、駆け寄りざま炎属性の魔法を放った。


『5の火球!』



火球がフォルテの周りを囲んだ。


『熱っ!ちょっと熱いじゃないの!? 離れないわ!どうなってるのよ、この火!』



風属性には火属性。そして、浮かび上がったユリの周りの風は…


『重力波!』



重力魔法で風属性を打ち消した。

ユリが落ちてくる。


俺は、とっさにユリを抱き止めた。


『大丈夫か? ユリ!』

『浜崎!』


フォルテが火に囲まれながら、抗っているが無駄だと分かったのか、疲れた顔で俺たちを見た。


『今日の所は、引き上げてあげるわ。エレーナ姫さま、ごきげんよう…。アベル、首を洗って待っているがいいわ。アハハ』



シュン!と姿が消えた。

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