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ユリ(エレーナ姫)2

ユリ(エレーナ姫)が手を翳す。



ドンッ!!!!と音がして魔力が射出される。




ゼロの兄は辛うじて躱したが、左腕が無くなっていた。



『フフフ、これは素晴らしい。是非手に入れなければ。フハハハ……!!』




そう言い残し、ゼロの兄が姿を消した。




ユリ(エレーナ姫)が、蒼い癒しの光で俺とゼロの傷を癒していく。




『ユリ』


俺はユリ(エレーナ姫)の手を握りしめた。


ユリ(エレーナ姫)の瞳から涙が零れ落ちる。



ゆらりとユリ(エレーナ姫)の体がぶれて、ユリの姿に戻り、俺の腕の中で気を失ったのだった。

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