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もっと美味
昼休みになり、俺たち3人は中庭でワッフルを食べた。
ひと口頬張ると、ユリの頬がゆるりと緩む。
『外側はサクッと中はふんわりと柔らかい…』
『うむ。美味いの、外側のカリッとした砂糖が良いのだ。』
『フフフ、エレーナ姫の魔力はもっと美味だったよ。』
ゼロの兄が、再び現れた。
俺とゼロは、ユリを背後に庇いながら対峙する。
『兄上、いい加減に諦めよ。ユリはアベルのものだぞ。』
『だから、イイんじゃないか。想った人を思い浮かべて泣いているのを、抱くのも良いものだよ。フフフ、アベルよエレーナ姫の目の前で殺してやろう。』
とても歪んでいる。俺は、命にかえてもユリを守らなければならないと再度決心した。




