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覗いてみたい
ユリの目が再度、俺を見る。
『両手でも魔力譲渡できるのですか?』
『うむ。余は、いまユリの配下にあるのだ。なので両手でも魔力譲渡が可能となる。』
『俺とユリは魔力が異なる。だから口の方が効率が良いんだ。』
ユリが頬を染めて納得した。
お皿のポテトチップスを食べ終えた頃、調理実習もちょうど終わった。
次の数学の授業で、ゼロが呼ばれ黒板に書かれた問題の答えを全て書き上げ、全問正解という結果に、俺とユリ、クラスメートたちが大変驚いた。
『なに、教師とやらの頭の中を覗いてみただけじゃ。』
俺は、ユリへの妄想をなるべく控えようと思ったのだった。
あの時の、ユリは色っぽくて最高に可愛いからな。もったいなくて見せられるか。




