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小声だったのに

小声だったのに、ゼロの耳には届いたようだ。

首を傾げた。


『さ、ゼロ、手を洗いましょう。』



耳が赤いまま、ゼロと手を洗っている。


『ユリよ、裸エプロンとはなんだ?』



ゼロがユリに聞いてきた。


ユリが俯き、少し震えている。


『特に意味などありません。ゼロは知らなくても大丈夫です。』




ユリは、ゼロにも小声で返した。



『ふむ、ユリがあのいちごとやらのように赤くなっておったので、気になっただけだ。』



ゼロが素直に頷いた。そしてその表現力、良い…!!




心にメモしておこうと思った俺だった。

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