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人のものが好み

ユリは魔力枯渇状態になっていた。あと少しでも遅れていたら危なかった。



ユリに口づけして自分の魔力を3割ほど譲渡する。

顔色が少しマシになったが油断はできない。





『おや? おかしなことを言うようになったね。ゼロ、お前もエレーナ姫を狙っていただろう。』


『余は、エレーナ姫とアベルを見守ることにしたのだ。手を引いてくれ、兄上。』




ゼロの兄が俺とユリを見た。


『エレーナ姫の魔力、美味。そして、私は他人のものが好みなのだ。また、会いに(食べに)来よう…フフフ』



そう言い残し、ゼロの兄が姿を消した。


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