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俺のもの

中庭に移動して、ユリと2人でベンチに座った。


『参った。女子つぇー。』

『ふふ、浜崎でも女の子には勝てないね。』



ユリがほのほのと微笑んでいる。


『浅野先生、なんて言ってたの?』

『貸し1つな、だって。』


『途方もない大きな貸しになりそうだね。』

『どんな貸しになることやら…』



ユリにキスした。ユリが俺の唇をそっと啄んだ。


更に深く口づけようとしたところで


『…っん…はぁっ、コレ以上は…ダメ…っ』




ユリが恥ずかしそうに喘いだ。


『誰か来るかも…しれない…から』



『そうよ、来てあげたわよ。お取り込み中のところごめんなさいね。初めまして、エレーナ姫さま、闇の王の四天王が1人、ラクシャータと申します。』



艷やかな腰までの赤い髪をなびかせた美しい女性が現れた。


『あの、ラクシャータさん、僕、花嫁にはなれません。その…僕、浜崎の…えっと』

『そう、ユリは俺のものになったんだ。』



俺が宣言した。


ピシリと音がしそうなくらいラクシャータが固まった。

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