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ユリ

『姫サン、初めまして。闇の王の四天王が1人、セジャールドだ。以後、お見知りおきを。』



カレン姉さんとグラフィットがシールドを展開したのを確認して、セジャールドに向き合ってマジックシールドを行使した。


『甘い、甘いな、アベル。グラビティ!』



重力魔法が俺の動きを止める。


『ぐっ………』

『アースジェイル! さぁて、姫サンこっちに来てもらおうか』



土を操ってユリの周囲に硬い岩の牢が現れて、ユリが拘束されたまま、セジャールドの後方に移動した。


『浜崎!』



ユリが焦ったように俺を呼んだ。


瞬間移動でユリとセジャールドの間に移動する。


『だから、お前は甘いんだよ。グラビティ!』



再び重力魔法が動きを止めた。


『死ね、アベル。ストーンブラスト!』



至近距離で鋭い岩の破片が高速で射出され、俺の腹部に突き刺さった。

腹が熱い…


『ぐっ……かはっ』



俺は、膝をついて吐血した。


『浜崎っ!…ぃや…っ』



ユリが叫んだ。


『やめ…て、浜崎ーっ!!』



ユリの体が眩い光に覆われる。

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