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エルフィナ編2
浜崎はシールドを散らした。
シデル家といえば闇の王の王家の血筋、正統だからだ。
『そのシデル家の執事がいったい何の用だ?』
『こちらをご覧くださいませ』
執事のオルスターは、そう言って1通の封筒を差し出してきた。
中の手紙を読んだ。
『シデル家、エルフィナお嬢様からでございます』
『茶会…? ユリと一緒にか?』
浜崎はため息をつきながらオルスターに確認する。
『はい、是非ともご一緒にと申しつかってございます』
『わかった。しかし、これで茶会の招待状…何家目かな? …向こうで何かあったのか?』
オルスターは首を振った。
『私は何も存じ上げません。が、先日の城で闇の王のお披露目の晩餐会がありました』
『…闇の王の晩餐会?…きな臭いな。シデル家を含めて何家からも茶会の招待状が来ているが断っている。しかしシデル家……』
浜崎は迷ったが、血筋の正統であるシデル家からは断れないと判断する。
『…エルフィナ様に伝えてくれ、ゼロも一緒に行くと』
『ゼロ様もですか。承知いたしました。それでは失礼いたします』
そう言ってオルスターは頭を下げて、姿を消したのだった。




