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番外編 トリックオアトリート
10月31日 ハロウィンの日。
俺とユリが初めて出逢った渋谷のスクランブル交差点は、規制されているが、今ごろハロウィンのコスプレをした人たちでごった返していることだろう。
『浜崎、トリックオアトリート!』
ユリが可愛らしくハロウィンの定番セリフを言ってきた。
俺はユリの口に、ひと口サイズのフィナンシェを入れてやった。
口元を手で抑えてモグモグと美味しそうに食べるユリ、押し倒したくなるくらい可愛い。
『ふ、…ユリ、トリックオアトリート』
『…へ?』
ユリは何も用意していなかったらしい。
困ったように後ずさっている。
『ユリ、トリックオアトリート』
俺は、ユリをベッドに押し倒し、服を脱がせて2700年仕込みの思いつく限りのイタズラをしつくしたのだった。




