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青い桜2

『アベル、私たちもエレーナ姫の青い桜を見てみたいわ!』

『みんなで行こうよ。賑やかな方がエレーナ姫も楽しいかもしれないよ』



昼休み桜とカグラが言ってきた。ユリが青い桜のことを話したらしい。


『ああ、わかった。今日の放課後みんなで行こう。きっとエレーナも喜ぶ、ありがとう』



その日の放課後、俺、ユリ、桜、カグラ、秋元、千田、グラフィット、カレン姉さんたちが中庭に集まり、ディエット城の跡地にあるエレーナ姫の墓参りに行くことになった。

全員を瞬間移動で墓石の前に運んだ。


夕空から夜空へと変わりつつあり、青い桜が美しく咲き、花びらが風に舞う幻想的な光景に、みんなが息を飲んだ。


『うわぁ、なんて綺麗なの!』

『青い桜、素敵ね。みんなで記念撮影しない?』



カグラがスマホとセルカ棒を出して言った。

考えもしなかったことだった。俺たちは青い桜の木の前に全員で並び、スマホで写真を撮った。


みんなでの賑やかな記念撮影にフワリと風が吹き花びらが更に舞った。


『浜崎、本当にエレーナ姫が喜んでいるみたいだね』

『ああ、ユリ。本当に嬉しい』


俺とユリは肩を寄せ合い、みんなが賑やかに撮影する光景を眺めながら微笑みあった。

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