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番外編 グリーンピースのポタージュスープ
ユリは驚いた。浜崎にも苦手な食べ物があるという。
グリーンピースだ。
ユリは頑張ることにした。先日のガレット作りで玉ねぎを切って涙がポロポロと出たから。
今日はたくさん息を止めながら切り終えることができた。
『玉ねぎを炒めて…』
ユリはレシピ本を見ながら作っている。
『グリーンピースと水を入れて柔らかくなるまで煮る…と』
『ユリ、そんなにグリーンピース入れなくても…!』
浜崎が止めようとしたが全部入れた。
『スープの素をを入れて混ぜて冷ます…うん。浜崎、食感が嫌いなんでしょ? 大丈夫だよ、ミキサーにかけるから』
ユリは玉ねぎとグリーンピースをミキサーにかけた。
『お鍋に戻して、牛乳を入れてひと煮立ちさせたら………塩、胡椒で味をととのえる』
こげないようにユリは混ぜていく。
『よし、完成したよ。浜崎』
ユリは深めの皿に盛りつけてテーブルに置いた。
『浜崎、大丈夫だから、はい、あーん』
恋人からの…あーんには逆らえない。浜崎はひと口飲んだ。
『ぉ、美味しい。ユリ』
『えへ、良かった。それじゃ食べよう』
浜崎は無事に完食した。
『ごちそうさま、ユリ』
不安そうな顔だった浜崎の笑顔に、頑張って良かった!と思ったユリだった。




